内容説明
オーケストラや聴衆と向き合うからこそ、わかることがある。クラシックの真髄ともいえる交響曲を、第一線で活躍する指揮者たちが選んで解説!自らの体験や思いを踏まえてその魅力を語る。
目次
わたしの心の交響曲(飯森範親「作曲家の背景をより強く感じる」;藤岡幸男「作曲家たちが求める音色を表現する」 ほか)
死ぬまでに聴きたい!交響曲の名曲(ハイドン 交響曲第70番 茂木大輔;モーツァルト 交響曲第35番『ハフナー』 伊藤玲阿奈 ほか)
交響曲の隠れた名曲(モーツァルト 交響曲第31番『パリ』 西本智実;ウェーバー 交響曲第1番 茂木大輔 ほか)
わたしがもっとも影響を受けた一曲(下野竜也 ベートーヴェン 交響曲第2番;松村秀明 ベートーヴェン 交響曲第6番『田園』 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うちだ
5
クラシック入門中。交響曲の酸いも甘いも嗅ぎ分けておられる一流指揮者の皆さんが、それぞれ「定番の名曲」「隠れた名曲」「最も影響を受けた名曲」という分類で作品を紹介しています。やはりと言うべきか意外にと言うべきか、一般的な人気曲とは一味違うラインナップで勉強になりました。気になったのは、マーラーの4番、シベリウスの1番、プロコフィエフの1番などなど。冒頭に投票結果のランキングが発表されていますが、これは回答者が21人だけだと統計として全然当てにならないですね。2025/01/18
コチ吉
5
何となくタイトルに騙されて読んでしまった。一流指揮者21人とあるが、失礼ながら半分近くは知らないか、演奏を聴いたことがない。内容は特に新たに得るものもない、ただ日本人作曲家の交響曲をいくつか聴いてみたいと思った。2023/04/13