ジャズ超名盤研究〈３〉

小川 隆夫【著】

シンコーミュージック・エンタテイメント（2021/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 536p／高さ 22cm
• 商品コード 9784401650125
• NDC分類 764.7
• Cコード C0073

内容説明

超名盤３部作、マストアイテム１００枚が完結！３３作品を、背景、メンバー、全曲解説、証言など、多様な角度から斬る。

目次

バド・パウエル『バド・パウエルの芸術』（ルースト）
ファッツ・ナヴァロ『ザ・ファビュラス・ファッツ・ナヴァロ　Ｖｏｌ．１＆Ｖｏｌ．２』（ブルーノート）
マイルス・デイヴィス『クールの誕生』（キャピトル）
ザ・クインテット『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』（デビュー）
クリフォード・ブラウン『クリフォード・ブラウン・メモリアル・アルバム』（ブルーノート）
ホレス・シルヴァー『ホレス・シルヴァー＆ザ・ジャズ・メッセンジャーズ』（ブルーノート）
ジミー・スミス『ア・ニュー・サウンド・ア・ニュー・スター／ジミー・スミス・アット・ジ・オーガン　Ｖｏｌ．１』（ブルーノート）
ザ・ポール・ウィナーズ『ザ・ポール・ウィナーズ』（コンテンポラリー）
リー・モーガン『リー・モーガン　Ｖｏｌ．３』（ブルーノート）
ジョニー・グリフィン『ア・ブローイング・セッション』（ブルーノート）〔ほか〕

著者等紹介

小川隆夫［オガワタカオ］
１９５０年東京生まれ。音楽ジャーナリスト、整形外科医、ギタリスト。７７年東京医科大学卒業。８１～８３年、ニューヨーク大学大学院留学。留学中に、アート・ブレイキー、ギル・エヴァンス、デクスター・ゴードン、ウイントン・マルサリスなどのミュージシャンや、マックス・ゴードン（「ヴィレッジ・ヴァンガード」オーナー）、マイケル・カスクーナ（プロデューサー）といった関係者の知己を得る。帰国後ジャズを中心とした原稿の執筆、インタヴュー、翻訳、イヴェント・プロデュースなどを開始。レコード・プロデューサーとしても多くの作品を制作（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[参謀]

ジャズ超名盤第3弾。『スイング・ジャーナル』連載の第1弾(34枚)、オール書き下ろしの第2弾(33枚)、そして左記に漏れた作品を取り上げた第3弾(33枚)。シリーズ通算100枚。この第3弾の作品は半分以上持っているのがあったかな。まぁ超有名盤ですから(笑)作品の解説の秘話やコラムが面白かったりした。アントニオ・カルロス・ジョビンのインタビューでは「ゲッツ=ジルベルト」の質問を外し、環境問題について質問すると話が弾んだとか、コルトレーンがブルーノートで録音できた理由とか、ジャズはこういった楽しみ方もある。

2024/08/05

[nakachan]

2冊目が33アルバムの解説書、三冊目が34アルバム分が乗っていて、これまでの著者の名アルバムの総集大成のような作成でもあります。ただ1巻目と2,3巻目の本の作成が一見してわかるのが惜しかったなあ．．．．

2022/07/22