- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 音楽
- > カタログ・事典・年鑑
内容説明
日本人に数多いるプログレッシャーたちにとっては、毎年毎年「これでもか」と編纂される高カロリーのプログレ系アンソロジーBOX群が、まさに現実から理想郷へと誘なってくれる“箱男の箱”なんだろうと思う。(中略)というわけで、読めば怒涛のプログレ箱たちを“買わなくても聴かなくても、ちゃんと聴いた気になれる”読むディスコグラフィー本を書き下ろした。福音の書と呼んでくれよ。(本文より)
目次
第1章 ピンク・フロイドと箱
第2章 キング・クリムゾンと箱
第3章 イエスと箱
第4章 ELPと箱
第5章 ジェネシスと箱
第6章 箱たちのコラム
著者等紹介
市川哲史[イチカワテツシ]
1961年、岡山県生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
17
はあー!プログレ五大バンドのBOX SETについてのレビューです。ちなみに私はひとつもブツは持っていません。やはりこの中でもキングオブプログレ、キング・クリムゾンは突出してます。フィリップがインタビューで気軽にその偏屈ぶりを発揮!ライブ盤次から次へと出しすぎでしょ!その点ピンク・フロイドは作者が前面に出ることはまず無くそこが私的にもポイントが高かったのです。同じプログレでも、私が箱物を所有してるのはテクノなのです!(YMOとクラフトワーク!)まあ大人の贅沢だと思ってます。配信では伝わらない附録がいいね!2019/05/13
ぷるぷる
4
市川氏のいつもの調子のプログレ5大バンドの談義。数十枚のディスクをまとめた「箱」を大量に発表するのは超有名プログレ・バンドぐらいしかいないけどな。膨大な量の箱を全て聞いて妄想して文章書くという本人が言う通り写経というか修行の記録。いい歳して何やってんだという気もするが取り上げられている箱を聞くのなら大変役立ちそうです。で、Road To REDは買いたくなっちゃったよ。このアーティストの皆様もかつては「完成したものしか発表しない。製作途中のものを公表するのは主義に反する」とか言っていたのは気のせいだろう。2020/04/04
風鈴
2
収拾癖があるので、箱にはそれなりに誘惑はされてしまいます。喜国雅彦さんや、綾辻行人さんや、有栖川有栖さんの函入りは手に入れてますし、映画のインファナルアフェア、NHKの未解決事件の函、陰陽座の箱は三種類も手に入れてます。電子書籍や配信が隆盛を誇ってますけど、やっぱり現物は良いなぁ。2020/11/16
Takanobu Y
1
クリムゾン箱二つ、イエス箱一つ、ELP箱一つ、ジェネシス箱一つ所有しています。久々に聞きならが読みました。やっぱりプログレはいいなあ、と再認識。持っていないので想像するだけのものがほとんどですが、昔はこうやって、ほしいCDを選んだものです。読みごたえ十分の内容です。特にクリムゾンの章は、さすがです!2020/08/02
misterplanty
0
クリス・トーマス・ベイカーって誰?2019/05/21