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内容説明
人気のトーク・イベントの書籍化、第2弾!“日本のメタル・ゴッド”伊藤政則が、豊富な実体験に基づいてヘヴィ・メタル/ハード・ロックの歴史を読み解くトーク・イベント『伊藤政則の“遺言”』の第6回から第11回までの内容を完全収録!
目次
第1章 スティーヴ・ハリスの決断―新たな黄金時代を迎えたIRON MAIDEN
第2章 ロブ・ハルフォードの手紙―JUDAS PRIEST再結成に見る“仲間意識”
第3章 独占取材の舞台裏―現場主義者の“修羅場の潜り方”
第4章 “日本の洋楽”今昔物語―アンダーグラウンド化したHM/HR
第5章 1974年、初渡英―“実体験”がもたらす圧倒的な情報量
第6章 現代日本の興行事情―『LOUD PARK』が開催されない理由
著者等紹介
伊藤政則[イトウセイソク]
音楽評論家、ディスクジョッキー。70年代より現在に至るまでラジオ・TV・雑誌などで最新の情報を発信し続け、特にヘヴィ・メタル/ハード・ロックのシーンにおいて絶大な影響力を持つ。豊富な海外取材経験から数多くのミュージシャンと親交があり、絶大な信頼を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまねっと
2
伊藤さんの実体験から語られる裏話は、身震いするほど畏怖の念が起こるが、同じくして感動的な真実を捉えられる。やはりプリーストとメイデンのことはシーンにおいて最重要な事項の一つなのだなと思った。あとメタリカも。90年代からのシーンの縮小と度重なる脱退の連鎖はファンから見ても悲しい出来事であった。マネジメント、ジャーナリストそしてファンの観測気球の上がり方が周りから固めていくという内容はよく出来た図式だと思った。ロックという大きなくくりの中の一部分だが、すごく勉強になる本だった。2018/10/07
Yuichi Tomita
1
ついつい図書館で借りて読んでしまった。FM802で流す曲が昔は洋楽かほとんどだったのが、今は洋楽が1割であるとか、邦楽のアーティストでも7000人動員できるため、週末の武道館が邦楽に押さえられていて大物洋楽アーティストの会場がないなど、なるほどとと思うことも多々あり。メタルではないが、今年のフジロックはショボショボやもんなぁ。 2020年はオリンピックでホテルも押さえられないので洋楽アーティスト呼べず、邦楽中心のフェス主催者の渋谷陽一が太るというのも納得。2019/07/07
rockuntilyoudrop
1
著者の本はとりあえず買う。ので読む。 このジャンルに関してはそれなりのベースがあるのでただただ当時の雰囲気を感じながら読むのみ。相変わらず著者の記憶力と知識量と熱量に敬服するのみ。ただ全編を通して将来の不安は感じざるを得ない キーワードは、好きなら買え2018/09/27
xxx
0
いくつか面白いエピソードが ・2017年5月にヴィンス・ニール、RATTをヘッドライナーにしたL.A.METAL SUMMIT in TOKYOが開催される予定だったとは… ・「欧米でMETALLICAを観るのは、日本人が神社にお参りに行くようなもの」メタリカやメイデンはとにかくスタジアム・バンドであり、ライブ的には「全曲知らないが、来るなら行ってみよう」ぐらいの知名度。一方日本ではそうではなく、なかなか出演料をペイできない。また会場も2年先を見据えて予約するため、彼らに見合う会場を準備できない…2023/04/07
ginger
0
前作がとても面白かったので、本作もあっという間に読了。前作で出てきた話もあるが、圧倒的な臨場感で何度読んでも楽しい。 普段聴いているラジオでも感じることだが、本作では著者の洞察力の深さも感じることができる。LOUDPARKや日本の会場が取れない部分の話は「なるほど…」と唸ってしまう。 やっぱり、これから先好きなアーティストのライブは見れる時に見ておかないと!と思いました。 現に、今年見に行く予定だったIRON MAIDEN中止になっちゃったしなぁ〜。コロナのバカヤロー!2020/05/10