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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
30
ラジオ日本で放送中の「タブレット純 音楽の黄金時代」の企画本。その割にカロリーは高い。冒頭のTHE・ALFEE高見沢氏との対談、昭和35〜50年の各年に数曲をセレクトし、感想と所見を載せる。ムード歌謡、フォーク、グループサウンズ、テレビ主題歌、CMソング、そして歌謡曲。後半の番組で企画した往年の作詞家特集も充実し、掲載した曲の量と質は、ガイドの名に偽りない充実ぶり。リアルタイマーも舌を捲く知識と”愛”。もっと早く生まれたかったという気分にシンパシー。2018/06/09
koji
18
昭和歌謡曲ファンという共通項がある大学時代の友人が貸してくれました。昭和49年生まれなのに、昭和歌謡曲にここまで詳しいことにまず吃驚。更に和田弘とマヒナスターズに在籍していたそうで、筋金入りの昭和歌謡の歌い手ということに尊敬を覚えました。さて本書。アルフィー高見沢との対談やら、裏話・小ネタ満載の曲紹介やら、本書を捲ると一気にタブレットワールドに突入し、あっと言う間に読み終えました。読み終えた後、偶々車のラジオから、「女ひとり(デュークエイセス)」、「美しすぎて(ガロ)」がかかりテンションが上がりました。2019/04/14
hitotak
8
タブレット純氏のラジオ番組を書籍化。リアルタイムでは知らないはずの昭和歌謡についての知識がすごい!曲や歌手についての情報はネットに頼らず集めているそうですが、紹介されている曲も超メジャーなものは少なく、素人の私にはタイトルどころか歌手も聞いたことがないようなもう忘れられた曲のほうが多いのに、曲に添えたコメントの小ネタが深すぎる。かといってひけらかす風でもないところに人柄の良さを感じます。無性に昭和歌謡が聞きたくなりました。2018/01/23
YumiMori
8
ハイファイセットのフィーリングをオフスプリングがカバーしてるのかと思ったら洋楽だった(笑)など大変為になる情報をいただく。昭和しばりのカラオケへゴー!2017/12/18
ふじこ
5
純さんがラジオ日本でやっている音楽番組のまとめ本。この人は本当に昭和歌謡が大好きなんだなあ、というのが語り口から伝わってくる。小さな文字でびっしり曲の解説が書かれた本を、曲を聴きながら少しずつ読み進めた。歌手だけでなく作曲家や作詞家にまで精通する彼はちょっと浮世離れしていて、それが魅力にも繋がっている。この年はこんなことがあったんだな、そしてこんな曲が流行ったんだな。そんなことに思いを馳せていると目の前の景色がふっとセピア色になってくる。2020/04/29