内容説明
本書はHM/HR専門誌BURRN!に連載中のコラム『今月の断言』の1998年1月号~2008年12月号掲載分からセレクトした「1998年~2008年」編。20世紀から21世紀に突入する激動の時代に“日本のメタル・ゴッド”は何を目撃し、どう分析したのか。リアルタイムで進行していく事象をヴィヴィッドに捉えたコラムを振り返ることで浮き彫りになる“HM/HR史の真実”。総てのメタル・ファン必携!
目次
METALLICAの“正しい選択”
恐竜化した『MONSTERS OF ROCK』
「VIRTUAL ELEVEN」試聴
バンドという“もう1つの家族”
マイケル・シェンカー、御乱心!
MR.BIGに状況好転の兆し…?
チケット代を払う価値のあるライヴ
ジャム・セッションの重要性
問われる“プロモーション”の意味
1998年12月、ロンドンにて〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
3
90年前半にメタルやアメリカンロックにハマっていたので、20世紀末から21世紀にかけてシーンがどのような変遷をたどったのかがわかり読んでいて懐かしさがこみ上げてきました。続きが読みたいです。2017/02/12
やまねっと
1
ここに書かれているころは僕が高校から大学に入って社会人になった頃の、いわゆる一番HRやメタルを聴いていなかったころのBURRN!での連載をまとめたものだ。内容はpriestとアイアンメイデン、ボンジョビのことが多く書かれている。伊藤さんはロックの寿命のことをだんだん近づいていることに警鐘を鳴らす。新人が出て来ないのは何が悪いかみんなもよく考えて欲しい。メタルやロックは今後ジリ貧になるのか。僕はシーンが小さくなる前にいくつかの大型新人が新風のように現れると思ってるのだが。伊藤さんの提言は読みやすく重い。2017/01/15
Yasushi Matsuura
0
その時の出来事を読みながら、その時の音楽を聞くと、違った感動が得られますね。Judasのロブ復帰、Maidenのブルース復帰、Mr. Bigの解散等々、とても興味深い内容でした。2017/06/12