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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Decoy
1
既に数多マイルス本がある中で、あえて「2010年代のマイルス・デイヴィス・ガイド」と銘打って作られた、新たな入門書。あまりにもマイルスの世界が広大であるため、これを読んでもまだ全貌がつかめないが、“現代とのつながり”という点では、これまでのどのマイルス本よりも、しっくり来た。「はじめに」に、「考えうる最適な書き手に執筆をお願い」と書かれているが、正にそんな感じ。ライターや評論家の文章も興味深いが、コンポーザー、プレーヤー、ディレクター、エンジニアへのインタビューが読み応えあり。2016/07/03
小川一輝
0
既に数多のマイルス本がある中でどういったマイルスガイドを作るのかと興味深く読むとやはりJazz The New Chapter、現在のプレイヤーの視点からマイルス・デイヴィスを紐解いたりブラジル音楽やポストクラシカルなど現在の隆盛とマイルス・デイヴィスとの接点を探っていく。正直そこまで感心する話はなかった気がするが、現状でマイルス・デイヴィスをわざわざ聴こうと思う若者が少ない中彼らがマイルスに耳を傾ける機会を作ったことだけでも十二分に価値のある本だと思う。2017/05/28
Tadashi Kawamura
0
1970年代までのマイルスは数多く語られているが、1980年代を評価する視点が新しい。最後の小川慶太氏のインタビューが途中で切れてる?2017/02/25
tegege
0
非常に興味深い。脂ののったミュージシャンによる斬新な視点のレビューを多数収録した。2016/09/24
梅田
0
面白かった。特にディスクレビュー。今の視点から書かれているのがかえってマイルス初心者にも優しかったと思う。2016/08/07