内容説明
ソウル・バーでは今夜もマスターの人生とあの名曲がハモっている―本書はソウル・バーの店主17人にじっくりインタビューしてコク深くドラマに満ちた人生、ソウル愛でいっぱいの音楽観、そしてバー経営の現実などに迫った充実の一冊だ。魂の響きが聞こえるライフ・ストーリーが、今ここに。
目次
ディスコは飲み放題食べ放題だったから、食事をしに行っていたようなものね―LOVING POWER ラビングパワー(下北沢)
実は若いころ、ソウルと焼き鳥のコラボのおぼろげな未来像は見えてたんです―FUNKY CHICKEN BAR ヤキトリ もりげん(渋谷)
50歳くらいのときに、音楽バーをやりたいな、なんて思っちゃったんですね(笑)―SOUL JOINT ソウルジョイント(新宿)
一緒に店をやりましょう、が最初にあって、自然に一緒になったんです―Rice’n’Ribs ライスンリブス(吉祥寺)
新宿はガキっぽいしトラブルが多かった。金はかかるけどやはり六本木でした―WHAT’S UP? ワッツアップ?(六本木)
札幌でも、もっと若い連中にソウルバーをやってもらいたいよね―JIM CROW ジムクロウ(札幌)/CHAP チャップ(札幌)
クリントンに言われてからは、マスターと呼んでもらわないようにしています―Zip ジップ(大阪)
黒人音楽が好きやけど、文化や歴史も勉強したいと思ってたから本も読み漁った―GOODIE’S グッディーズ(福岡)
私が72歳になったとき、ママと一緒になったなって、きっと思うんだろうなあ―George’s ジョージズ(西麻布)
ソウルバーのオーナーたちは仲がいい。ロックやジャズにはないんじゃないかな―MIRACLE ミラクル(赤坂)
著者等紹介
高畠保春[タカハタケヤスハル]
1961年生まれ。東京都出身。編集者、ライター。1999年から2006年まで雑誌“BRIO”(光文社)誌上にて「SOUL TRAIN RUNNING」を連載。150軒以上のソウルバーを取材した。現在はカメラ専門誌“アサヒカメラ”の編集業務に携わりながら、各地のソウルバーをめぐる旅を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Masato Ata
だいすま