内容説明
ビートルズ、ストーンズからツェッペリン、クラプトン、イーグルスまで、数々のビッグネームと組んだ匠の人生。
目次
少年期から青年期
ジャック・グッド
日曜のセッション
1960年、初セッション
60年代前半、シンガー・ソングライター/フリーランス・プロデューサー
62年、ステュ
ノルウェーの娘
62年、その後
フリーに
アンドルー・オールダム〔ほか〕
著者等紹介
ジョンズ,グリン[ジョンズ,グリン] [Johns,Glyn]
プロデューサー/エンジニアとして、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、イーグルス、ザ・フー、ビートルズ、クラッシュのほか、ジョーン・アーマトレイディングやライアン・アダムスといった個性的アーティストが生んだロックの名盤を数々手がけている。2012年にロックの殿堂入りを果たした
新井崇嗣[アライタカツグ]
1967年神奈川県生まれ。翻訳者。中央大学法学部法律学科卒、メンフィス大学英語学部言語学学科修士課程修了。主に音楽関係の書籍と雑誌、CDの解説と歌詞の翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tsukamg
2
60年代から70年代にかけて活躍した伝説的レコーディングエンジニア、グリン・ジョンズの自伝。ストーンズ、ザ・フー、レッド・ツェッペリンのレコーディングに携わったお方であるぞ控えい控えい、である。本書を読むと人柄がよくわかる。謙虚勤勉。マジメ誠実。でも言うことは言う。仕事ができて勤勉で、ひょっとすると厳格なくらいマジメだったから信用されたのかな、と思う。集団のものづくり現場には絶対に必要な人だ。『ザ・ビートルズ: Get Back』を見ると、エンジニアとしていかに重要な役割を果たしていたかがわかりますよ。2023/01/19
qoop
2
録音エンジニア/プロデューサーとして、ストーンズや初期イーグルスのアルバムを担当した英国人の著者による、ロック業界回顧録。ミュージシャンとの交流やその実像を伝える筆致は抑制が効いており、概ねリスペクトを忘れていない。ただソフトな訳ではなく、著者なりに一本筋の通った視点で語られているのも好印象。よほど書き慣れている/語り慣れていると見た。また、音質の平準化を推し進めた機材進化の方向性への嘆き(たとえばpp197、199、313)も興味深い。2016/03/18
やご
1
音楽エンジニア/プロデューサーである著者の名前は、60〜70年代の英米ロック愛好者なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。巻末のディスコグラフィーにまとめられた参加作品のまあ、多いこと。しかも、名作がバンバンはいってます。これじゃ、60年代後半〜70年代は仕事しっぱなしだったんじゃないのと思いますが、本文読んでもどうもそんな状態だったらしいです。本作はそんな彼の自伝というか、お仕事の思い出帳というか。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1256.htm2022/04/02
ヒカル
1
ストーンズの話を期待して買ったものの、手を出さず積ん読してたけど、ビートルズ ゲット・バックを観て、こりゃ読まなきゃ!ということで。ゲット・バック・セッションのくだりは、なるほどそういう風に感じてたのねというのがわかっって興味深かった。もちろんストーンズのエピソードも色々あって、キース初のリードボーカル曲"You Got THe Silver"のレコーディングの経緯とか、読んでよかった!他にもロックの名盤に纏わる貴重な話が盛り沢山で楽しく読めた。2022/01/04
ウクレレまさあき
0
当時のRock関連で、唯一ドラッグフリーな本だった。初期のThe Rolling Sonesと、Bob Dylanのエピソードが印象的。2017/02/25