出版社内容情報
ロックを人生の糧とし、その糧を全ての人に分け与えるべく熱く奮闘する大谷ノブ彦(漫才コンビ、ダイノジの一人)。冷めた世の中で逆風が吹くようにも見える中、実は一番求められているのが大谷のこの熱さなのだ。
内容説明
ロックに出会うと人生はこんなにおもしろい。“不良芸人”ダイノジ大谷ノブ彦が綴った音楽とお笑いへの愛。切なくて、情けなくてとびきり笑える初のエッセイ集。
目次
僕は漫才師です
とにかくAC/DCの来日熱望!
英国ひねくれメガネ
イギー・ポップ・ファン倶楽部
武道館芸人
九十年代の主役はオーディエンスだ
いつでも恋をする
リリリリマスター
サクラ咲け、邪道DJ降臨
二〇一〇年の個人的な振り返り〔ほか〕
著者等紹介
大谷ノブ彦[オオタニノブヒコ]
1972年、大分県佐伯市出身。漫才師。1994年、中学時代の同級生、大地洋輔と「ダイノジ」を結成。漫才の初舞台は新宿ロフトで行なわれたblood thirsty butchersのレコ発ライヴ。2013年4月より『オールナイトニッポン』水曜日のパーソナリティを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
37
ドナルドフェイゲン好きな人間に悪い人はいない。(性格悪くはなりそうだが)音楽マニアには面白いと思うが、お笑い好きな人読んでもしょうがないすごい本ではある。 スクイーズ好きなのも高ポイント。2014/01/21
山田太郎
31
いまあるのかないのかわかんないクロスビート。再読だけど、全然記憶になかった。なんか結構人生重たいというかお笑いの人って全体的になんか屈折してるというか二面性というのか本性みせないというのか。結構営業を受ける方が多い仕事で世間話する事多く、出身校と趣味聞くこと多いのですが、音楽鑑賞趣味な人少ない。まわりで同じような嗜好の人いなく寂しく聞いてます。2020/03/19
ホリエンテス
2
DJで人気があるのは知ってたが、ラジオでも人気だとは知らなかった。ロックに対する想いがあるのは読んでて感じた。それよりも掲載されてたクロスビートが休刊になって方がショックでかかった。ロッキン側だったのでそれほど思い入れは無いが、HMV閉店と同様に洋楽ロックの終焉という感じ。2018/12/21
カシワギ
2
何度も何度も読み返して。それでも読み返してしまう。あたたかい文章で、笑ったり、グッときたり、少し切なくなったり。そんなラジオスターが僕は大好きです。2016/03/27
むちゃ
2
ダイノジ大谷さんによる洋楽誌クロスビートの連載コラムの書籍化。ロックへの造詣の深さとと熱がひしひしと伝わってきた 。脈絡ない始まりからでも最後にしっかり落とす文章構成。読み物としてとても面白かった。2015/01/08