出版社内容情報
音楽的視点で2本の映画を絡めて語る、という唯一無二の手法が光る、クロスビートの人気連載コラム『シネマ酒』をまとめつつ、300以上もの映画と音楽をリンクさせた作品ガイドとしての役割も! 映画ファン、音楽ファンの双方にアピール出来る一冊。
内容説明
「レッド・ツェッペリンの使用NG楽曲を使った映画がある」「感動のシーン!?実はコケにされたエアロスミス」「ソフィア・コッポラの夫はオシャレ系ミュージシャン」…ロックがわかれば映画が、映画がわかればロックがもっと楽しくなる。「あの場面で流れるあの曲って、そういう意味だったんだ!」…目からウロコ落ちまくり。映画というものをポップ・カルチャー全体の文脈で捉え直してみせる、真っ当かつフレッシュな快著。DVD/Blu‐rayとCD、総勢330作以上を紹介。
目次
『ウェディング・シンガー』×スパンダー・バレエ“トゥルー”―人生の辛酸を舐めくつくした女優の“心の歌”
『スクール・オブ・ロック』×レッド・ツェッペリン“移民の歌”―使用難度ウルトラC曲をクリアした“秘策”
『スタスキー&ハッチ』×デヴィッド・ソウル“やすらぎの世界”―鉄板コンビによる“愛”の歴史
『セイブド!』×ビーチ・ボーイズ“神のみぞ知る”―実はあのバンドも!アメリカ文化と信仰の深い関係
『Mr.&Mrs.スミス』×ジョー・ストラマー&ザ・メスカレロス“モンド・ボンゴ”―ジョー・ストラマーも納得?クラッシュ・ナンバーの正しい使い方
『40歳の童貞男』×エイジア“ヒート・オブ・ザ・モーメント”―ダサいけど好き!自分だけの大切な名曲
『トラブル・マリッジ~カレと私とデュプリーの場合~』×スティーリー・ダン“カズン・デュプリー”―ベテラン・バンドと俳優の、粋なネット・バトル
『サーフズ・アップ』×ニュー・ラディカルズ“You Get What You Give”―あらゆる映画にひっぱりだこ、90年代を代表する隠れた名曲
『クローサー』×ダミアン・ライス“ザ・ブロウワーズ・ドーター”―実はコメディだった、あの歴史的名画
『ふたりにクギづけ』×スターバック“ムーンライト・フィールズ・ライト”―悪趣味なギャグの裏にある真摯なメッセージ〔ほか〕
著者等紹介
長谷川町蔵[ハセガワマチゾウ]
ライター&コラムニスト。東京都町田市出身。様々な媒体に、映画、音楽、文学、ゴシップなど多岐にわたる原稿を寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら丸
daiyuuki
ピロミ214
くさてる
亀井享
-
- 和書
- 藤原不比等大罪