内容説明
ビートルズの名曲の大半を占めるレノン=マッカートニー楽曲。それらを管理するために設立された音楽出版会社であるノーザン・ソングスは、さまざまな人々の思惑に翻弄され、譲渡を繰り返す。作者のひとりポール・マッカートニーが現在、権利を所有しているレノン=マッカートニー楽曲は2曲のみ。果たして誰がビートルズの林檎をかじったのか!?ディック・ジェイムズか、ルー・グレードか、ロバート・ホームズ・ア・コートか、はたまたマイケル・ジャクソンか?もうひとつのビートルズ史。
目次
第1章 ロビン・フッド、谷を駆ける
第2章 巨額の分け前の行方
第3章 買収、入札、分配
第4章 マペットたちとの仕事
第5章 売るべきか、売らざるべきか
第6章 スリラーがビートルズを買収
第7章 ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードの終点?
著者等紹介
サウソール,ブライアン[サウソール,ブライアン][Southall,Brian]
ジャーナリストとして『ミュージック・ウィークリー』『メロディ・メーカー』『ディスク』で仕事をしたのちA&Mに入社。その後、EMIレコードとEMIミュージックで十五年を過ごし、プレス、宣伝、マーケティング、アーティスト開発、企業広報などを担当した。1989年からはワーナー・ミュージック・インターナショナル、HMVグループ、BPI(英国レコード産業協会)並びにIFPI(国際レコード産業連盟)のコンサルタントを務めた
ペリー,ルパート[ペリー,ルパート][Perry,Rupert]
三十二年間のEMI勤務の中で、EMIアメリカ、EMIレコードUK、EMIヨーロッパの社長を歴任。1993~1995年にはBPI会長に選出されたほか、1998年から4年間、IFPIヨーロッパ会長も務めた。この時期、英国音楽産業への貢献を認められ、CBE勲章を賜っている。三十九年という音楽業界でのキャリアの中で、1997年には『ミュージック・ウィーク』による特別功労賞、1999年度インターナショナル・マネージャー・フォーラム・ブリティッシュ・ロール・オブ・オナー、2004年には国際的なレコード業界での功績に対してIFPIメダルを授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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