内容説明
“もっとも影響力のあるモダン・ジャズ・ピアニスト”“モーダル・ジャズ隆盛期の重要な演奏者”本書は、ビル・エヴァンスの広範囲で、実に興味深いキャリアを、1950年代のフリーランス時代から、先駆的トリオとソロ・レコードを経て、1980年の死を前にした熱烈な最終段階に至るまでを詳細に綴った研究本である。
目次
ビル・エヴァンス―一九二九~一九八〇年
エヴァンス以前のジャズ・ピアノ―一九四五~一九五五年
幼年時代、青年時代、陸軍時代、その後―一九二九~一九五五年
ニューヨークのプロフェッショナル―一九五五~一九五八年:マイルスとの出会い―一九五八年
最初のトリオを探し求めて―一九五九年
最初のトリオ―一九五九~一九六一年
第二のトリオ苦難の末に登場―一九六一~一九六三年
自己との対話―一九六三年
何でも私に…―一九六三~一九六五年
大西洋の両岸―一九六五~一九六六年
さらなる会話―一九六六~一九七〇年
大いなる期待―一九七〇~一九七二年
瓦礫からの再建―一九七三~一九七六年
ゴメス・トリオの終焉―一九七六~一九七七年
新たなる希望、最後の希望最後のトリオ―一九七八~一九七九年
自殺に痛みはない―一九七九~一九八〇年
著者等紹介
シャドウィック,キース[シャドウィック,キース][Shadwick,Keith]
1951~2008年。サックス奏者として訓練を受け、25年以上音楽についての執筆と放送の仕事に携わる。他にクラシック音楽の評論とラジオの番組も手がけ、新聞はザ・ファイナンシャル・タイムス、ザ・デイリー・メイル、雑誌はザ・ワイア、ジャズ・ワイズに執筆。クラシックFMインターナショナルのジャズ番組担当。ミュージック・チョイス・ヨーロッパの相談役。イギリス、ロンドン生まれ、2008年没
湯浅恵子[ユアサケイコ]
東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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