内容説明
スカ、ロックステディ、ルーツ・ロック、ラヴァーズ、ダンスホール…。レゲエの歩みを描くことは、すなわちジャマイカの歴史をたどることでもある。ラスタファリズムのみならず、ジャマイカの社会・経済面にまでも言及、“低音文化=レゲエ”の歴史を記した名著、遂に日本版として登場。
目次
第1部 最初の一歩(骨の髄までブギー;これが俺の生きる道;前進;神託;列車は走るよ、スカヴィルへ;見知らぬ国;海の彼方の広い世界)
第2部 一触即発(ソウル・スタイル;ダンス・クラッシャー;試行錯誤;その気になれば)
第3部 煙たなびく(滴り、満ちるルーツの力;目を覚ませ、街中に伝えろ;ダブ林立;月明かりに揺れるドレッドロックス;俺たちのルーツ;トレンチ・タウン・ロック;勇士突撃;揺らぐ足元)
第4部 荒野に咲く徒花(警報装置を発動させよ;ガキの遊び;米ドル襲来;この国を癒す)
著者等紹介
ブラッドリー,ロイド[ブラッドリー,ロイド][Bradley,Lloyd]
1955年ロンドン生まれ。10代でノース・ロンドンのアンダーグラウンドで行なわれていたサウンド・システムに引き込まれる。70年代末には自身のサウンド・システム「ダーク・スター」を運営。その後20年にわたり、NME、ブラック・ミュージック・マガジン、ガーディアン、Q、モジョといった雑誌・新聞で音楽ライターとして活躍。その一方で伝統的な修行を積んだシェフの顔もある。現在も妻と二人の子供と共にノース・ロンドンに在住
高橋瑞穂[タカハシミズホ]
67年生まれ、秋田県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、ジャマイカ音楽専門の制作会社に勤務。コンサート企画、招聘業務、レコーディングのコーディネート及びレゲエ専門誌の取材。執筆に従事。93年から98年までジャマイカのキングストンに駐在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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