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内容説明
大ヒット・ナンバー「クリープ」で一躍脚光を浴びた5人組、レディオヘッド。デビュー・アルバム『パブロ・ハニー』から2003年発表の『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』まですべての公式音源を詳細に解説。数多くのオリジナル・アルバム未収録音源や映像作品にも言及。1作ごとに飛躍的な成長を遂げてきた彼らの軌跡を辿る。既存のロックの概念を打破しようと苦悩するトム・ヨーク。決して同じ道を歩まない彼らがこれからどこへ向かうのか。すべてのヒントはここにある。
目次
The Early years
The Albums(PABLO HONEY;THE BENDS;OK COMPUTER;KID A ほか)
Extra Tracks(B‐sides,Stray A‐sides,Remixes,etc.;Tracks on Compilations;Imports;Collaborations & Guest Appearances;DVD/Video)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
多分、いのっち。
9
『OKコンピューター』の制作時にトムはビートルズの『ホワイトアルバム』とマイルス・ディヴィスの『ビッチズ・ブリュー』を聴いたことがあげられる。「あんな感じを狙ったとしても結局は自分たちのヴァージョンになってしまうんだ」けれどもアルバムのいたるところで聴かれるフェンダーのローズ・ピアノがマイルスの素晴らしい作品にインスパイアされているのは疑いの余地がない。さらに作品の背景にあったものは『チベット死者の書』と1968年5月のパリでの学生運動と状況主義者たちに関する文学書だった。2016/09/20