内容説明
始まりはやはりビートルズ。ロック史上最大の宣伝失敗劇からスタートしたブリンズリーズの珍道中、それを中心にシーンは爆発した。コステロ／デューリー／フィールグッズらが繰り広げる“パンク前夜”のロンドン・アンダーグラウンドの真実。アーティストのみならず、準主役のデイヴ・ロビンソンなど裏方も徹底取材したドキュメンタリー、約４０ページ・１５０枚を取り上げるディスク・ガイドを付けて奇跡の邦訳化。
目次
１ 不正療法（魔法の投資家；フェイムプッシャーズ；地下へ ほか）
２ 殺人病棟（派手な宣伝へ逆戻り；旅券問題；フィルモア・トリップ ほか）
３ レット・イット・ロール（いちばん景気の悪い夜；緊張し過ぎて四肢不自由；ロックンロールで一週間 ほか）
４ ア・ケイス・オブ・ザ・シェイクス（お客さん、看板です！；ご自由にお楽しみください；革命の弾頭 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポルポ・ウィズ・バナナ
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ここ最近の最上級の掘り出し物の一冊。69年～76年までのロンドンアンダーグランドシーンを描いた傑作ルポです。マジで。2011/10/23
tomo6980
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すべてにいい加減で、ぐうたらしているだけなのに、野心だけは人一倍。そんな若い奴らの一代記。そうでない堅気の人たちが大勢だからこそ成り立つのだけれど、こういう人たちが生きていける社会がいいな。2020/05/24
