ゴッホと〈聖なるもの〉

個数:
  • ポイントキャンペーン

ゴッホと〈聖なるもの〉

  • 正田倫顕
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 新教出版社(2017/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 60pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 00時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784400828020
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C3012

出版社内容情報

俊英の力作
見る者の魂を震わさずにはおかないゴッホの作品。その核にある宗教性の内実=作品がはらむ〈聖なるもの〉の秘密、またゴッホとキリスト教および教会との関係を、書簡と作品の徹底的な分析を通して明らかにした俊英の力作。オールカラー38頁の口絵。

【目次より】

第一章 キリスト教との関わり
 第一節 生い立ちおよび精神的軌跡
 第二節 娼婦にイエスを見る
 第三節 真のイエス理解
 第四節 宗教史的・文化史的背景
 第五節 《開かれた聖書のある静物》──分身
 第六節 教会への愛着と嫌悪
第二章 ゴッホの「イエス」
 第一節 報われぬ生涯
 第二節 ゴッホの職業 イエスの職業
 第三節 不幸な生涯の先に見ていたもの
 第四節 ゴッホにとってのイエス
 第五節 自画像といのち
 第六節 《善きサマリア人》──両極の融合
第三章 ゴッホの「太陽」
 第一節 《種まく人》の太陽──記号性からの逸脱
 第二節 《種まく人》と《刈り入れる人》──生と死
 第三節 《囲まれた麦畑と日の出》と遠近法
 第四節 《精神病院の庭》──万物の融合
 第五節 《ラザロの復活》とゴッホの実存

正田倫顕[ショウダトモアキ]
1977年生まれ。東京大学教養学部卒。ルーヴァン大学に留学、ゴッホに関するフィールドワークに従事。所属学会は美術史学会、日本宗教学会、日仏美術学会、日本基督教学会。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

一郎二郎

3
《オーヴェールの教会》イエスを囲っていた教会は倒壊寸前、その中にイエスはいない《自画像》人生の挫折のなか、力尽き果てた自分の中に、己を生かす力が蠢いている事に気づき、驚いているゴッホの顔。この生命の力は万物に偏在していた《良きサマリヤ人》救う者と救われる者が抱擁しあい、最も高貴な者が最も悲惨な者と通じ合う驚異的な次元。そこにゴッホはイエスを見た。それは融合し渦巻く世界だ《種まく人》想定を超えて輝く太陽、すべてが光である聖なる世界《刈り入れる人》死を超えた生へ《ラザロの復活》イエス=ラザロ=太陽=ゴッホ2024/02/08

ソーダ

1
ゴッホを理解する上で、キリスト教は欠かせない要素です。ただ私はキリスト教についてあまり知識がないので、食わず嫌いなところがありました。ですがこの本を読んで、キリスト教とゴッホの深い関わりがよく分かりました。著者のゴッホへの敬愛の情があふれていて、ゴッホの絵の見方が変わりました。本物の芸術論を読めて、感動しました。2021/01/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11857070
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。