内容説明
小川国夫が初めて試みたキリスト伝。
目次
1 誕生
2 洗礼・荒野の誘惑
3 弟子の発見・カナの奇蹟
4 青年議員・弟子の派遣
5 幸福な人とは・律法とは・完全な信頼とは
6 ガリラヤ湖畔
7 肉の否定と肉への思いやり
8 幕屋の祭りで
9 エルサレム途上
10 受難
11 十字架と復活
著者等紹介
小川国夫[オガワクニオ]
1927年静岡県に生まれる。2008年逝去。旧制静岡高校時代にカトリックの洗礼を受ける。50年、東京大学国文学科入学。53年、パリ大学に留学。56年に帰国し、留学と旅の体験を書いた『アポロンの島』(57年)によって文壇に登場する。代表作に『試みの岸』(72年)、『或る聖書』(73年)、川端康成文学賞「逸民」(86年)、伊藤整文学賞『悲しみの港』(94年)、読売文学賞『ハシッシ・ギャング』(98年)他がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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