目次
序論 性の意味を問う意味
創世記二‐三章における「男と女」
祭司文書と女性
平等と不平等のはざまで―福音の地平における男女
新約聖書の性倫理―テストケースとしての同性愛
男性でもなく、女性でもなく、人間として―ニュッサのグレゴリオスにおける男女の問題
ベギンの女性とマイスター・エックハルトの出会い
エラスムスにおける女性像
近世フランス女性の教養へのアプローチ―ユマニスス、宗教改革、ジャンセニスム
カール・バルトにおける性―キリスト教神学と啓蒙の可能性の問題として
フェミニスト神学
日本の教会の女性たち―「女性役割」をキーワードとして
日本の教会とセクシュアル・マイノリティ―現実と聖書からの検討