目次
第一信仰問答 一九三一年
第二信仰問答 一九三六年
著者等紹介
森野善右衛門[モリノゼンエモン]
1928年、広島市に生まれる。旧制松本高校、広島文理科大学、東京神学大学大学院修士課程修了。1966‐96年、東北学院大学キリスト教学科教員(実践神学)。1971‐72年、カナダ・トロントに留学。現在、日本基督教団関東教区巡回教師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うえ
8
「1930年、若干24歳にして、ベルリン大学組織神学の講師に任命されたボンヘッファーは、直ちにアメリカユニオン神学校に留学し、一年後に帰国、31年秋より、ベルリン大学で、「20世紀組織神学史」という講座と「哲学の理念とプロテスタント神学」という題のゼミナールを受け持つかたわら、ベルリンのシャルロッテンブルグ地区にある工科大学付きの講師をつとめた。彼の礼拝説教は、常に満堂の聴衆によって満たされていたという。「第一信仰問答」は…ルター的信仰の再吟味とその今日的意味の再発見のための一つの試みとも言うべきもの」2019/05/08
はや
6
この本は「問答」という名の通り、キリスト教の教理を仮想の「問い」と教会を代表する「答え」のセットで明らかにしていく形式で書かれています。信仰を持っている人は教理の理解がずれていないかの再点検をするために。キリスト教の本質的な教えは何か?と探求する人や信仰生活を始めようと考えている人にはそのガイドとして有益です。著者のボンヘッファーは20世紀を代表するキリスト教神学者です。詳細はwikiで。2015/03/10
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