内容説明
引退後も時々説教の場を与えられる著者が行った、主題説教の中十二編を選んで、纏めたもの。テキストとした聖句は、新旧約それぞれから同数選んだ。
目次
あなたの立っている場所は聖なる土地だから―出エジプト記３章１‐６節
我が恵み汝に足れり―コリントの信徒への手紙二１２章１‐１０節
今や、恵みの時、今こそ、救いの日―コリントの信徒への手紙二５章１６節‐６章２節
わたしは主に罪を犯した―サムエル記下１２章１‐１５節前半
聖なる、聖なる、聖なる万軍の主・真の宗教―イザヤ書６章１‐８節
メリバの水・主なる神―民数記２０章１‐１３節、申命記３４章１‐１２節
その日の苦労はその日だけで十分である―マタイによる福音書６章２５‐３４節
今日、救いがこの家を訪れた―ルカによる福音書１９章１‐１０節
神の業（わざ）がこの人に現れるためである―ヨハネによる福音書９章１‐１２節
新しい契約―エレミヤ書３１章３１‐３４節〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lisa Tada
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再々読。私に洗礼を施してくださった恩師の著作。初めて読んだときは、重たいなあと思いつつも「ふーん」自明のことじゃないと軽い感想を持った。二度目に読んだときは、「こんな教えじゃ救われない！」と本をびりびりに破いた。今回新たに入手して読み直し。ただいまロシア・ウクライナの戦争中。私も年を取ったのか、感慨深い。「たとい救いがなくても信じ続ける」ということが、信じるということ。ただそれだけの、素朴でしかし、覚悟のいる、けれど、覚悟を決めたら肩の力を抜いて生きられる生き方を説いている。2022/03/06
