目次
戦争を生み出さない世界へ―非暴力の紛争解決を求めて
「寛容」こそ不可欠の潤滑油―イエスとパウロの生きざまに学ぶ
食卓共同体の形成―現代に生きるイエスを証言する
イエスの気配を感じて―人間の全体性の回復へ
神の恵みのうちに生きる―人間の自然性の限界の超克へ
顧客社会に生きる現代人の真の自由は―宣教者パウロの生きざまに学ぶ
歴史の形成を目指す小さな群れ―世にあるキリスト者集団の役割
人間らしい感情こそが大事なのだ―行動を生み出す信仰のかたち
開かれた心、開かれた生―使徒パウロの「肉体のとげ」をめぐって
自らの未来を創出する―“信じること”の成長と進化〔ほか〕
著者等紹介
山田隆[ヤマダタカシ]
1926年神戸市(長田区駒ヶ林)で出生。1952年G.C.メノナイト宣教団・P.ボラン宣教師により受洗。1956年油津メノナイト教会(宮崎県日南市)に牧師として赴任。1959年小林メノナイト教会(現・霧島キリスト教兄弟団:宮崎県小林市)に転任。日本メノナイト教会会議創設にかかわる。1969年メノナイト合同聖書神学校(アメリカ)から客員講師として招聘され渡米。1970年メノナイト世界会議評議員就任。以後、メノナイト世界会議副議長、アジア会議議長を歴任。日本メノナイト宣教会(JMF)の創設に尽力する。1978年メノナイト世界大会(於:ウィチタ)でアジア地域代表として講演。1979年メノナイトアジア大会(於:大阪)で基調講演。預言者的使命の会、礎(いしずえ)平和の会の創設に尽力する。1998年礼拝説教原稿に加筆・修正を加えた「現代に聖書を読む」の発行・発信活動を本格化。2005年悪性リンパ腫による1年8ヶ月の闘病後、肺炎により召天。享年79(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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