出版社内容情報
「慰め」をキーワードにして、現代神学との対話にも目配りしつつ、宗教改革者の信仰の核心が平易な言葉で語られる貴重な講解書
内容説明
16世紀以来多くのキリスト者に愛されてきたハイデルベルク信仰問答の全129問答を、相互の有機的な関連や構造に着目しながら丁寧に講解。とりわけ「慰め」という概念に着目し、宗教改革の信仰を平易に語る。巻末に付された16の各種チャート図は、問答全体の組立を理解し、さらに深く学び味わうために役立つ。
目次
慰め―ハイデルベルク信仰問答の主題
第1部 惨めさ(Elend)(楽園喪失―惨めさの中にある者たちのための慰め)
第2部 救い(Erl¨osung)(イエス・キリスト―唯一の仲保者による慰め;父なる神―創造と摂理におけるわたしたちの慰め;子なる神―わたしたちの唯一の救い主、解放者、そして慰め主;聖霊なる神―わたしたちの慰め主、聖化の主;キリストによるただ一つの慰めの保証―契約の聖礼典と神の国の鍵)
第3部 感謝(Dankbarkeit)(慰めと感謝の生活―感謝の生活の基準としての十戒;慰めと祈り―神への感謝の最も重要な部分)
ハイデルベルク信仰問答小史
著者等紹介
小峯明[コミネアキラ]
1960年東京生まれ。1991年神戸改革派神学校卒業。日本キリスト改革派岐阜加納教会牧師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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