内容説明
父ブルームハルトの偉業を継承して、20世紀初めまで幅広い奉仕活動に励み、世界と教会の主、キリストの恵みと力を証しし続けた、子ブルームハルトが、中国伝道に遣わされた娘婿のR.ヴィルヘルムに宛て、1898‐1914年、17年間にわたって書き送り続けた手紙、123通の集成。困難な伝道活動の中で苦悩する宣教師に向かって、真に人間的かつ民衆的な宣教と奉仕の在り方を説くブルームハルトの洞察深い言葉を通して、世のために仕えるべき今日の宣教の課題と使命の理解に新しい境地を拓く貴重な証言。
著者等紹介
川島堅二[カワシマケンジ]
1958年生まれ。’84年東京神学大学大学院修士課程修了(組織神学専攻)。’88年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了(宗教学・宗教史学専攻)。日本基督教団駒場エデン教会及び相模原南教会にて10年間牧会に従事。現在、恵泉女学園大学人文学部助教授(キリスト教学・宗教学)
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