目次
第１章 抑圧者の捕囚
第２章 解放の救いの賜物
第３章 伝道の回復
第４章 個人の解放
第５章 イデオロギー的諸問題と聖書的信仰
第６章 解放の神学と政治的行動
第７章 暴力に関する問い
第８章 近過ぎて見えない被抑圧者
第９章 教会的実践
第１０章 情熱の力と解放
第１１章 神の最終的勝利
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くり坊
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「第四章は、ミドル・クラスの人々が取り込まれている固有は捕囚、すなわち私たちが背負っている重荷、文化的流行ともなっている倦怠感、自己防衛的な私たちの生活、について述べる」（序論、19頁）とあったので、そちらの箇所を読みました。「ミドル・クラス的生活の贅沢に由来する捕囚は、基本的必要を満たされていない数千万人の人々が直面している抑圧と比較することはできない」（91頁）という文章が、全てを物語っている気がします。難民問題など...貧しい人々との連帯は解放の神学にとってのテーマなのだと強く感じました。2020/11/03
