内容説明
本書は、カルヴァンの共同体論をその聖礼典論を手がかりに探求する斬新な視点を通して、カルヴァンの自由論と国家教会体制の実践を整合的に理解することを目指した労作。
目次
序章 問題の所在
第1章 カルヴァン時代のジュネーヴの国家教会体制
第2章 カルヴァン神学体系における自由と制度
第3章 再洗礼派批判にみる教会の構成論理
第4章 「神の民」共同体としてのジュネーヴ―聖俗両権による神への奉仕
第5章 カルヴァン派の政治権力観―包摂から抵抗へ
著者等紹介
住田博子[スミタヒロコ]
長野県出身。2000年東京外国語大学卒業。首都大学東京社会科学研究科政治学専攻博士後期課程満期退学。博士(政治学)。現在、首都大学東京オープンユニバーシティ講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- The Summit