目次
1 宗教と省察(なぜシュライエルマッハーなのか;モラビア兄弟団の中で;クリスマス対話;自由主義福音派)
2 信仰のキリスト(信仰と定式;キリストの教義;第一に宗教、しかる後にキリスト教;キリストの魅力)
3 神の行為(神意識;神の退却;内在的生としての神;神と自然の法則;キリスト信仰と神意識)
著者等紹介
松井睦[マツイムツミ]
1951年大阪府に生まれる。’84年東京神学大学大学院修士課程修了(組織神学専攻)。’84~87年日本基督教団大井町教会伝道師。’87年~現在、日本基督教団津示路教会牧師、’97年~現在、金城学院、名古屋学院講師、’99年~現在、日本基督教団中部教区総会議長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
1
「諸宗教の近代史家たちは、理神論者の熱心が、すべての人間愛の宗教に共通する要素を明らかにするだろえという大胆な確信を笑ってすますであろう」「ヒュームが発見したことに限って言うならば、懐疑論者と教義家の両者の間で事を選択しようとするならば、いかなる重要なことも決しないと言う」「アンテナ落下―この事件は、起こり得たはずなのに実際は起こらなかった事柄への思い入れを引き起こす事件であるが―は、その意味を問うこと、さらに神の配慮を確信することを引き起こす誘因となってしかるべきなのである」2015/01/10