内容説明
日本バプテスト同盟が新しく設置した「宣教室長」というポジションに96年4月に着任して以来、六十をこえる教会(主に日本バプテスト同盟の諸教会、協力団体)を訪問し、主日礼拝の説教、信徒研修会、修養会等での講演、また幼稚園・保育園、さらにはキリスト教主義の中学校、高校、短大、大学等での講演、研修会発題など、また個別的に教会に関する諸問題についての相談を受けたりしながら、自分なりに日本の教会の抱えている問題、課題、実情を肌で感じ、またそうした問題にいかに対応したら良いかについて、常に思案し、祈り、考えてきた。本書は、そうした取組みの中から生み出されてきたものである。
目次
1 教会は何によって立つのか(教会論)(教会=キリストを信じる者の共同体;信仰告白共同体としての教会;バプテスト教会の特質と展望)
2 現代の伝道と宣教について(宣教論)(教会の使命としての伝道;今日の伝道を考える;開拓伝道の恵みと喜び)
3 伝道の現場における実践神学的課題(生きた礼拝を捧げる(礼拝論)
教会における「役員」の位置と役割
現代の青年をいかにとらえるか)
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- ゴルギアス 岩波文庫