目次
1 アルベルト・シュヴァイツァー―生命への畏敬
2 カール・バルト―神の言葉の神学
3 ルードルフ・ブルトマン―非神話化
4 エーミール・ブルンナー―出会いの神学
5 パウル・ティリッヒ―弁証神学
6 ディートリヒ・ボンヘッファー―成人した世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
9
「コロンビア大学で、ナチスの迫害をうけている優秀な学者をアメリカに招こうという会議が開かれた。この会議に出ていたユニオン神学校のコフィン校長はティリッヒを推薦し、またユニオン神学校の教授たちは自分たちの給料の5%をティリッヒのために出すことを申し出た…この招聘を知っても、彼にとってドイツを去ることは気がすすまなかった。しかし、彼の身辺に危険がさし迫っていることを察知した友人たちの強いすすめとハンナ夫人の切なる願いもあって、ついに彼も決断した。秘密警察の尾行などもあったが…無事ドイツを離れることができた」2020/12/10
燐寸法師(Twitter @matchmonk)
1
現代神学の概観に。一人ひとりの思想を掘り下げて理解するには文量不足だが、要所要所の神学者間の比較がとても良かった。神学の体系全体としてはバルト、方法論ではティリッヒに惹かれる。双方ともに難解すぎて深掘りする気にはなれないけれど…ボンヘッファーの『抵抗と信従』の抜粋紹介が心に刺さったので、彼の入門に当たることにする。 2021/10/24
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