感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
6
日本でシュライアマハーの名前を知っている人はどれくらいいるだろうか。ただでさえ日本ではマイナーな学問としてのキリスト教、その神学要素の本は極めて少ない。訳者は日本ハリストス正教会の司祭であり同志社大学から神学博士号を授与されたシュライアマハーの研究者である。正教会の聖職者がプロテスタントのシュライアマハーの研究者というのも珍しいが日本のキリスト教研究者の一面だろうか。訳文は非常に柔らかい文体だが(それでも専門的すぎる)、日本では馴染みの薄いプロテスタント神学と哲学、難解なのは否めないが教養の価値はある。2026/06/12




