夜と霧の明け渡る日に―未発表書簡、草稿、講演

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夜と霧の明け渡る日に―未発表書簡、草稿、講演

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  • サイズ 46判/ページ数 305p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784400310891
  • NDC分類 944
  • Cコード C1016

内容説明

強制収容所からの解放と帰郷という、フランクルの人生において最も重要な時期の伝記的な事実と、当時の中心思想の一端を、未公開書簡と文書を用いて再構成する。名著『夜と霧』誕生の背後にあった個人史と時代史の二つの文脈が、初めて明確に交差する。編者は、膨大なフランクル文献に最も詳しい、ウィーンのヴィクトール・フランクル研究所所長アレクサンダー・バティアーニ博士。

目次

「時代の証人たち」―一九八五年六月(ヴィクトール・E・フランクルの講演)
書簡―一九四五年~一九四七年(強制収容所から解放されて;きみたちがまだ苦しんでいることを僕が苦しまなければ ほか)
テキストおよび論文―一九四六年~一九四八年(精神科医はこの時代に対して何と言うのか?;人生の意味と価値について ほか)
記念講演―一九四九年~一九八八年(追悼;亡き者たちの名においても和解を ほか)

著者等紹介

フランクル,ヴィクトール・E.[フランクル,ヴィクトールE.] [Frankl,Viktor E.]
1905~1997。ウィーン大学の神経学および精神医学の教授で、ウィーン総合病院神経科科長も二五年間にわたって務めた。創始した「ロゴセラピーおよび実存分析」は、「心理療法の第三ウィーン学派」とも称される。ハーバード大学ならびにスタンフォード、ダラス、ピッツバーグの各大学で教鞭をとり、カリフォルニア州サンディエゴにあるアメリカ合衆国国際大学のロゴセラピー講座の教授も務めた。四〇冊の著作は、これまでに五〇ヶ国語に翻訳されている(2017年現在)。特に『夜と霧』はミリオンセラーとなり、2015年の時点で22ヶ国語に翻訳されている

赤坂桃子[アカサカモモコ]
翻訳家。上智大学文学部ドイツ文学科および慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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テツ

26
『夜と霧』を書いたフランクルのその後の手紙や講演などのまとめ。第二次大戦中の強制収容所で全てを奪われ家族を失った彼が紡ぐからこそ、何があろうともそれでも人生を肯定するという言葉に揺らぐことのない強さがある。どんな運命が待ち受けていようと、どんな悲しみに打ちのめされようと、ぼくたちにはその出来事に対して好きな態度を取っていい自由がある。その後の在り方を決める自由がある。狂おしいまでに人間という存在を肯定してくれるフランクルの生き様に涙が溢れる。久しぶりに『夜と霧』を読み返したくなりました。2022/03/11

ジョンノレン

3
夜と霧の事後譚。とはいえやはり話は終末収容所での体験に収斂する。到着して間もなく、高電圧の壁面ネットに接触して自殺するという衝動に駆られたが、思い止まる。その後の体験で、人それぞれに固有の人生があると同様に、死もまたそれぞれに固有と思い至り、その後は淡々と日々を送ったとの話が、何故か勇気付けられ、強く印象に残った。2022/03/01

ıɯɐɯɐ‾oʇɐs

2
「夜と霧」の補完的な内容です。著者の当時の手紙の内容や解放後の講演の内容など、「夜と霧」本編からすれば後日譚としてどこか安心して読むことができます。もともと戦争モノに耐性のない自分にとってはどこか救いのような一冊でした。もちろんどちらか一冊と言うなら迷うことなく「夜と霧」本編です。

シャートフ

0
社会不適合者として生まれてしまっても、そのような過酷な人生の中で内面的に勝ちうることが出来るということか?その真偽はともかくかなり勇気づけられた。2021/09/21

やまざき

0
書簡を通じて、フランクルの感情の変化がよく分かった。本当に愛は偉大。ある意味1番分かりやすい生きる意味だと思った。 その他公演原稿などを通じ、フランクルは様々な問題提起をしているが、多くの問題は今の社会にも依然として残っている。人間は、精神的に戦後から全然進歩できていない。技術だけが進歩していくことに違和感がある。2020/10/25

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