目次
第1章 神学(戦後の新約聖書学がやり残したこと;戦後日本の旧約聖書学の歩み;キリスト教史学の展開と課題―戦後の歴史神学をたどりつつ;戦後・組織神学の歩みと課題;戦後日本の実践神学の展開―「牧会百話」から「教会と世界の関係を問う」学へ;戦後日本の神学教育―焼け野原から現在まで;権利と権威を求めて―戦後日本の女性神学の歩みと課題;米国統治下における沖縄の社会正義神学;寄留の牧者・神学者 李仁夏牧師―移住民の神学の素材として)
第2章 教会(「戦後七十年」と教会―バルト=ボンヘッファーの線に立って;戦後70年と福音派諸教会の戦責告白;罪責を告白する教会となるために―関東教区「日本基督教団罪責告白」成立経緯;「沖縄戦」後七〇年と沖縄の教会;戦後・日本基督教団と沖縄の関係;戦後70年の歴史に学ぶ―共生と平和を願って;キリスト者として社会問題に発言する―地方自治体から日本社会の正義の実現へ;“Being Church”への視点から見た「生き生きとした」教会)