内容説明
キリストへの集中がナチとの闘いを支えた。時代のただ中で喜びの使信を語る。イエス自身の信仰に力強くより頼む「福音と律法」、キリスト教的国家観を鮮明にした「義認と法」ほか8編。
目次
福音と律法
義認と法
プラハのフロマートカ教授への手紙
オランダの「教会と平和」団体代表者への手紙
デルクセン牧師への手紙から
教会と今日の政治問題
キリスト者の武器と武具
スイスからイギリスへの手紙
ドイツのキリスト者へのクリスマス・メッセージ
今日の“時代の出来事”におけるキリスト教会の約束と責任
著者等紹介
バルト,カール[バルト,カール] [Barth,Karl]
1886‐1968。スイスのプロテスタント神学者。無名の牧史時代に著した『ローマ書』(第一版1919年、第二版1922年)が当事の思想界に衝撃を与え、弁証法神学の中心的存在となる。ドイツの大学神学部(ゲッティンゲン、ミュンスター、ボン)に招かれて教授となるが、ナチズムと対立して論壇を追われた(その後は母国スイス・バーゼル大学神学部教授)。ヒトラーに抵抗する教会闘争の思想的支柱となり、また戦後は冷戦的思考を批判し続けた
天野有[アマノユウ]
1955年静岡県生まれ。1979年早稲田大学教育学部教育学科卒業。1982年西南学院大学神学専攻科修了。1982‐1984年、日本バプテスト連盟奈良キリスト教会牧師。1991年九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。1988~1993年、ドイツ・ヴッパータール教会立神学大学にて学び、ベルトルト・クラッパート(B.Klappert)教授のもとでDr.theol.(神学博士号)を取得。現在、西南学院大学神学部教授、日本バプテスト連盟・福岡ベタニヤ村教会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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マウリツィウス
amanon