内容説明
枢機卿時代の貴重なロング・インタビュー。
目次
インタビューに答える(ロサおばあちゃんと狐の襟巻つきコート;「そろそろ働いてもいい頃合いだ…」;「イエスと同じ体験をしている」;信仰に目覚めた春の日;苦境から教育する;ターザンごっこをしていた頃;人との出会いを求め、外に出ていく試み;宗教のメッセージを損なう危険性;信仰の光と影;いまだ飛び立てぬ祖国への憂い;「歩み寄りの文化」の構築;「実はタンゴも好きでしてね」;国民の和解への長く険しい道のり;アルゼンチンを覆った闇の時代;未来に希望を託す理由)
付論 『マルティン・フィエロ』に基づく一考察(国民的叙事詩『マルティン・フィエロ』;あらゆる要素を含んだ詩『マルティン・フィエロ』;市民道徳が集約された『マルティン・フィエロ』;おわりに―言葉と友情)
著者等紹介
ルビン,セルヒオ[ルビン,セルヒオ] [Rubin,Sergio]
アルゼンチン・サンタフェ生まれのジャーナリスト。現在、同国の有力紙『クラリン』で宗教関連記事の責任者および付録誌の編集長を務めている。ヨハネ・パウロ2世の外遊に随行した経験があり、同教皇の葬儀・ベネディクト16世選出時には報道を担当した。ほかにも、マザー・テレサやアントニオ・サモレ枢機卿へのインタビューもおこなっている。サンタ・クララ・デ・アシス賞受賞
アンブロジェッティ,フランチェスカ[アンブロジェッティ,フランチェスカ] [Ambrogetti,Francesca]
イタリア・ローマ生まれのジャーナリスト・社会心理学者。ラジオ記者からスタートし、ニュース通信社アンサでも記者として活躍。1982年にアルゼンチン外国報道機関協会の会長、2000年から2003年には外国人記者協会の顧問を務める。バチカン・ラジオ放送を含め、数々の国際報道機関に寄稿。さまざまな教育機関で教鞭をとり、ジャーナリズムに関する講座を受け持っている
八重樫克彦[ヤエガシカツヒコ]
1968年岩手県生まれ。長年、中南米やスペインで暮らし、語学・音楽・文学などを学ぶ。現在は翻訳業に従事
八重樫由貴子[ヤエガシユキコ]
1967年奈良県生まれ。夫・克彦とともに翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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