出版社内容情報
松本宣郎[マツモトノリオ]
著・文・その他
内容説明
ローマ帝国史と心性史から見えるもの。初期キリスト教史研究の地平を精力的に拡大してきた著者の、研究史的回顧を含む11の論考・講演を収録。地中海世界に生きた人々の心性、職業労働観、教会の営みなどをめぐり、多岐にわたる論点が浮かび上がってきて興味尽きない。
目次
初期キリスト教史研究の軌跡―迫害史から社会史へ
地中海世界におけるキリスト教徒
初期キリスト教における信徒の心性と生活
初期キリスト教における教会間交流
初期キリスト教における労働と職業
哲学者とキリスト教徒
イタリアの初期キリスト教
煽動家としての司教たち―アタナシオスの場合
キリスト教徒迫害と奴隷―大迫害史料を中心に
初期キリスト教の周縁性と多様性
古代末期ローマ帝国のキリスト教化
著者等紹介
松本宣郎[マツモトノリオ]
1944年生まれ。東京大学文学部西洋史学科、同大学院で学ぶ。東北大学教授、宮城学院学院長、同理事長、東北学院大学学長、東北学院理事長などを歴任。東北大学名誉教授、東北学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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