内容説明
多神教と唯一神教を対立させる従来の宗教史的見方を排し、初期の多神教的形態が国家滅亡の事態を経て唯一神教に変貌を遂げる課程を、教理的・神学的考察の結果としてではなく、解放の神学、“ヤハウェのみ運動”“拝一神教”“唯一神教”に至る革命の連鎖として把える、大担・画期的な意欲作。
目次
前五八七年以前のイスラエルにおける宗教グループ
ヤハウェのみ運動とユダヤ一神教の形成
捕囚という危機に対する応答としてのイスラエル唯一神教
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- 和書
- 福祉のひろば 56