内容説明
『演習』は、ルカ福音書6章(平地の説教)までの写本情報に関する、詳細緻密を極めた校合作業の実践。『語法』は、そうした校合作業のために必須となる、新約ギリシア語の語句の形態・意味・文法等に至る広大な領域の、文献学的・通時的・比較言語学的研究の一大結実である。
目次
新約本文学演習 ルカ福音書1
ギリシア語新約語法
著者等紹介
蛭沼寿雄[ヒルヌマトシオ]
1914‐2001。大阪に生まれ、旧制北野中学、同大阪高校を経て東京帝国大学卒業(専攻は言語学)。1949年より1982年まで関西学院大学文学部で教えた。この間、ハーバード大学留学。文学博士。言語学も含めたその業績は膨大で多岐に渡るが、新約聖書の本文研究では我が国の第一人者であった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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