内容説明
花崗岩がつくる独特な凸凹地形。こんぴらさんに至る街道&鉄道。語り継がれる空海伝説と謎多き古代史。
目次
1 地図で読み解く香川の大地(ため池はあるがダム貯水率が心配 なぜ香川は水が不足するのか;塩田王国と呼ばれた讃岐平野 その基盤は花崗岩だった ほか)
2 香川を駆ける充実の交通網(島々をまたぐ瀬戸大橋の誕生秘話と知られざる計画;高松駅は四国の玄関ではない!?香川を走るJRのひみつ ほか)
3 香川の歴史を深読み!(菅原道真も勤務した讃岐国府 ようやく全体像が見えてきた?;善通寺、三豊、高松などに残る弘法大師のビックリ伝説 ほか)
4 香川で育まれた産業や文化(讃岐三白その1 うどんの原材料となる塩;讃岐三白その2 砂糖は高級和菓子和三盆に ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
28
昭文社がインターネット時代にあえて出すガイドブック。地図、交通、歴史、産業・文化と、社会科!という感じ。ネット検索で探すと時間がかかりそうな内容が分かりやすくまとめてある。香川の佐貫藤などの特徴的な景色は花崗岩が風化して残ったメサだった、国鉄より古い琴電のややこしい歴史とか、讃岐三白(塩、砂糖、綿?)の成り立ちとか、香川県が最小県になった経緯とか、廃藩置県の香川県ができるまでのながれとか(一時は愛媛県と高知県だけだった!)色々知らないことが多かった。門入ブリッジは全然知らなかったので、いつか行ってみたい。2022/09/17
ころりん
1
おもしろかった~~ 香川と言えば・・・渇水の水事情から始まるのが、なんともwww 香川水道、小豆島、オリーブ、うどん、ことでん、屋島・・・ 日本一小さい県だけど、これだけのうんちくがある。 細かすぎて、実は全部は読んでいないんだけど・・・2022/09/30