内容説明
なぜ天下の台所なのか?独自の文化を築き発展した西日本最大の商都なにわパワーは、いまも日本をリードする!
目次
1 地図で読み解く大阪の大地(大阪の歴史は水を起源とするとされる理由;大阪府の属する関西・近畿・畿内の違い ほか)
2 大阪を駆ける充実の交通網(西国へ、京都へ、熊野へ府下を通る旧街道の痕跡;どの道路が、なぜ混むのか?大阪の道路網の現状 ほか)
3 大阪の歴史を深読み!(巨大古墳が密集する百舌鳥・古市古墳群と王陵の谷;鳥瞰図で見る大阪周辺にある歴代天皇・皇族の陵墓 ほか)
4 大阪で育まれた産業や文化(ギャルみこしも練り歩く日本一長い天神橋筋商店街;ダイハツ、パナソニック…企業城下町の今 ほか)
一見の価値あり!ヘンチクリンな建築物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
76
今、大阪の本屋では、平積みで置かれている一冊。カラフルでビジュアルな体裁が人気なのだろうが、雑学知識付きの旅行ガイドというレベルか…。ただ、地図の昭文社らしく、古地図がたくさん掲載されているのは面白い。淀川と大和川の河流の付け替えの変遷を見ながら、改めて、淀川・大和川・上町台地・河内湖が大阪平野を形成してきた歴史を実感する。150年間首都だった(難波宮)とか、「天下の台所」、東京より人口の多い「大大阪」、東洋最大の兵器工場・大阪砲兵工廠など、過去の栄光に縋りたくなるのは、精彩の無い現状の裏返しでもある。2021/01/06
shikashika555
34
書店で平積みになってたのを衝動買い。 大阪の地形、鉄道、歴史、産業を それぞれ見開き1ページでわかりやすく解説している。 古地図や写真も豊富で見て楽しめる。 現在地図と照らし合わせながら読むとさらに発見があって面白い。2020/11/21
mariann
23
うーむ。最初の方こそフムフムと興味深く読んでいたが中盤からはほぼ題名だけでほぉーとかへぇーとか言ってた。しっかり書いてあるのにごめんなさい。もちろん中でも古墳群の話とか拾ってしっかり読んだのもあるんだけど。ほぼ全てが1〜2ページに纏まっておりいっぱい詰め込んだ気にはなりました(笑)2021/07/27
なっぱaaua
23
大阪に来て3年を超えたところだが、まだまだ知らないことが多いなと実感する。地図・交通・歴史・産業と文化の切り口で大阪が紹介されている。特に私鉄網が充実している大阪だけに鉄道の項がとても面白かった。そういえばまだ南海に乗ったこと無かったな。新大阪が出来た理由もなかなか興味深い。大阪・梅田に行くには淀川を2度渡らなくてはならなかったからか。新大阪→十三→JR北梅田間の新線が阪急で計画されているのか。コロナ禍の中であるから、今度人混みを避けて大阪プチ散策をやってみよう。2020/12/31
西
21
古地図とかいろんな写真があって、まあまあ面白かった。めちゃくちゃ面白かったか、と言われるとそこまででは…、まあ、コンパクトにまとめられていて、雑学好きにはまずまず。ホンモノの雑学マニアなら知っていることばかりかも。もう少し深く掘り下げたものがあれば読んでみたい。歴史の方が知りたかったのかも2020/11/26
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