内容説明
日本の近代化を支えた美しすぎる産業遺産162。製鉄・製鋼から造船、港湾開発、観光産業まで、時空を超えた異空間が現出!
目次
01 赤煉瓦
02 港湾開発
03 観光
04 食品加工
05 造船
06 製鉄・製鋼
07 炭鉱・油田
08 大鉱山
09 鉱山
10 水力発電
著者等紹介
黒沢永紀[クロサワヒサキ]
東京都新宿生まれ。都市探検家・軍艦島伝道師・音楽家・画像家。幼少より貝塚や産業廃墟を探索。音楽家活動のかたわら、2000年ごろから軍艦島と池島炭鉱を取材し多くの書籍や映像作品を発表。近年は東京の街歩きガイドを行い、独自の視点による東京本も執筆、刊行している
前畑洋平[マエハタヨウヘイ]
1978年生まれ。京都府出身。産業遺産コーディネーター・NPO法人J‐heritage代表。2009年に産業遺産を見学・記録するNPOを立ち上げ、全国の産業遺産のツアーや見学会、遺産を活用した地域活性プロジェクトの企画運営を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Nobuko Hashimoto
23
赤煉瓦の建造物、港湾、ホテル、醸造所、造船、製鉄所、炭鉱や鉱山、発電所など、幅広く、主に近代以降の産業を担った建物や大型建造物を美しい写真で紹介。既に使われていないものもあれば、現役のものも。どこも魅力的で、どこも行ってみたいが、役目を終えた鉱山系が今は妙に惹かれる。ダム湖に沈んで夏のひとときしか全貌が見れない鹿児島の曽木第2発電所が最高にそそる。まずは近場から見て回ろうかな。2023/02/18
奈良 楓
16
【良かった】有名どころをきっちり抑えた産業遺産の写真集。写真の加工は賛否分かれるようですが、私はきれいと思いました。2021/12/06
spatz
14
廃墟は人を魅了する。かつては賑わっていた場所が今はひとけもなく、大自然に呑み込まれるように朽ち果てていく様がそうさせるのか。なんとかスポットとか肝試しにも使われるだろう、とか、実際に立ち入り禁止のところに入って問題になるニュースもある。産業遺産だ。写真も美しく緻密なのだが、それ以上に各項目も説明が詳細。字が細かいし、興味が本当にある人の読書にも十分足りることだろう。コンセプトもしっかりしているし、作った人の思いも深い。この遺産を作った人々の思いも乗せているから尚更かもしれない。北海道は、やはり炭鉱だ。2021/10/25
紅子
12
あー、楽しい。どこへでもは行きにくい今。写真とともに旅しました。動けるようになったら色々行きたい。2021/07/17
oyasumi
6
タイトルから若干オカルトものを期待していたが、中身は至って真面目なガイドブック。 写真をもう少し大きなサイズで見たいのと、スチームパンク風の工場群なども取り上げてもらえるとうれしい。2021/08/27