古代史徹底論争―「邪馬台国」シンポジウム以後

古代史徹底論争―「邪馬台国」シンポジウム以後

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  • サイズ B6判/ページ数 651p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784397503887
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

古田古代史学を軸に、従来の「定説」をさまざまな立場から、再検討、新たな古代史像の構築をめざす。

目次

1 鏡(平原遺跡と三角縁神獣鏡;三角縁神獣鏡論―古墳文化成立期の諸問題;三角縁神獣鏡・「新」鏡説の提唱)
2 考古学と文献(考古学から探る邪馬台国;「初期ヤマト政権」の盟主と前方後円墳の成立;倭国と“三種の神器”)
3 里程(里・歩単位の起源について;中国古代文献と「短里」仮説―「大秦の都」と「九州」についての新視点)
4 史料批判(東夷伝卑見;二つの日本国―『三国史記』に見える倭国・日本国の実像;『三国志』の女王国の位置と、日本の文学・芸能史;古代史の論理)
5 研究史(木村鷹太郎の邪馬台国論をめぐって―遙かなり埃及)
6 遺稿(邪馬台国は、静岡県賀茂郡南伊豆町南部)
7 資料(晋書里程検索;筑前須遺跡出土の〓鳳鏡に就いて;梅原「補正」論文について)