内容説明
ここに1冊の書を上梓するに至った時、私は「キッチュ」の持つ絶大な現状肯定の力を実感している自分に気付いた。建築におけるポストモダンの時代、そして20世紀末とは、まさに「キッチュの時代」に他ならないのだ。世紀末前夜今、東京はどこに行こうとしているのか。
目次
1章 誇大妄想の復活
2章 ブタさんブーム
3章 奇妙なジャポニカ
4章 建売住宅狂騒曲
5章 カオスの戯画
6章 悪場所願望
7章 マシーン・ノスタルジー
8章 記憶の呪縛
終章 都市はキッチュをめざす
ここに1冊の書を上梓するに至った時、私は「キッチュ」の持つ絶大な現状肯定の力を実感している自分に気付いた。建築におけるポストモダンの時代、そして20世紀末とは、まさに「キッチュの時代」に他ならないのだ。世紀末前夜今、東京はどこに行こうとしているのか。
1章 誇大妄想の復活
2章 ブタさんブーム
3章 奇妙なジャポニカ
4章 建売住宅狂騒曲
5章 カオスの戯画
6章 悪場所願望
7章 マシーン・ノスタルジー
8章 記憶の呪縛
終章 都市はキッチュをめざす