感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hillo
3
かなり昔に読んだ漫画の再読。いつの出版だったかとみたら2002年。恐らくその頃に読んだから20代半ばで読んでるんだけれど、当時は環の強さに憧れながら読んでいた記憶がある。今回は読み終わってみればルツの選択に共感してた。 色んな在り方を客観的にみるようになったんだなぁとちょっと感慨深かったりしました。 若い頃は頭の中で常にもう一人の自分と対話していたんだけど、今は自分の思考が一人に集約されていて生きやすい。再読すると若い頃の自分が如何に頭でっかちで生きてたか再認できる体験でした。2014/01/12
仮面堂
2
気持ちいい位にすんなりと身の内に入った作品。2017/07/17
とみぃ
1
それはまだ、小さな染みだった。誰、というのでも、何、というのでもない、小さな、しかし、深く濃い藍色の染みだった。その唇に触れたとき、藍色の染みは、心の繊維を伝って、虚しさを満たしていく、藍色に染め上げる。それまで、気づいていなかった、いや、気づいていたのかもしれないけれど、気づいていないふりをしていた、その深い藍色が、いまこそ確信を持って主人公を捉える。確信?ほんとうだろうか。それまでも、それなりに上手くいっていた、その関係を壊していいのか。2016/02/26
秋
1
うーん。そんな生き方もあるのか。絵が好き。2014/03/16
seizsakaki
1
同性愛であるとか、異性愛であるというような主義で人を愛するのではなくて、その人を愛するということなのだ、としめしている本だと思う。2013/07/03




