目次
第７章 渓谷は戦車の墓場！―不肖、北部同盟の旗の下に来る（空に向かって撃て；写真界のシーラカンス ほか）
第８章 正義なき戦い―日英談判、破裂して（ホッチキスでプレスカード；種ナシ帰国 ほか）
第９章 轟く砲音、飛び来る弾丸！―撃たれるほうはタマラン（フィルムはヘリに乗って；バッタカメラマンの取材手順 ほか）
第１０章 儂は舞い上がった―陸路で帰るゼニもなく（ボッタクリ地下金融；ニュースステーションでローテンション ほか）
第１１章 乞食街道をゆく―ガキもおらんのに授業参観（カブールよ、おまえもか；鳩まで舞い降りた ほか）
著者等紹介
宮嶋茂樹［ミヤジマシゲキ］
昭和３６年、兵庫県明石市に生まれる。幼少よりカメラを手にするも、その瞬間から人格が変わる特異体質を憂慮された。名門・白陵高校を経て日本芸術学部写真学科に学ぶ。在学中から赤尾敏への密着取材、旧ソ連の売春婦の撮影など「危険地帯」に足を踏み入れる。以来、危険中毒症となり、異常な緊張感なしでは生きられぬ身体となった。紛争地域、戦場に喜び勇んで出掛ける習性があり、一時、これを「金髪好みのため」と噂された。その否定のため４ヵ月間の南極観測隊同行取材を敢行したが、往路復路ともオーストラリアで金髪のカラダに沈み、噂を証明する結果となった
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばちゃ
9
アフガン従軍記、下巻。戦場カメラマン。「もう十分や。何のために、誰のために、こんな地の果てまできてしもたんや…。この仕事終えたら、やっぱり引退しよう」戦場の写真、新聞にしても週刊誌にしても１枚撮るのにあれだけの苦労が詰まってる。そして、運不運も。それを笑い飛ばしてぐちってる、このカメラマンはすごいが（笑）当然、帰国してしまえば現役続行を宣言している。…最後まで気になるのはクリスだ。生きているのか？是非とも宮嶋さんに連絡して欲しい。2016/08/21
にやり2世
0
ゴミを拾う子どもたちが満面の笑み。カメラを向けられたからかもしんないけどすごくかわいい顔してた。2014/05/18
abebe
0
下巻から読んでしまった。それでもとても面白かった。戦場の緊迫かんと暇で怠けてる様子を宮嶋さんらいし視点で描かれてる。最高です。2012/12/19
-
- 和書
- アメリカ文化事典
