サムスンはいかにして「最強の社員」をつくったか―日本企業が追い抜かれる理由

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396650360
  • NDC分類 549.09
  • Cコード C0036

内容説明

アジア地域の産業発展が、日本を先頭としながら中国・韓国・その他のアジア諸国に徐々に波及していくという、いわゆる「雁行経済」と呼ばれた体制は、戦後六十年を経て過去のものとなりつつある。特に韓国のサムスンは日本の電機メーカーの業績を凌駕し、世界でも有数の規模と利益を誇る企業となった。本書はサムスンの強さを、その人材育成を中心に考察したものである。サムスンが「天才的」リーダーを生み出し、そうしたリーダーがその後継者を育てることに成功しているという点で、日本企業が学ぶべきものは多い。

目次

第1章 「人材」のサムスンは、いかにしてつくられたか(日本企業が衝撃を受けたサムスンの驚異的成長;サムスンの成長の源はどこにあるか ほか)
第2章 「超一流」を育てるサムスンの人材養成法(軍隊よりも厳しいサムスンの新入社員教育;四週間の合宿プログラム ほか)
第3章 社員の誇りを生み出すサムスンの企業文化(各グループ会社にて実施される多彩なOJT;配属後の実務教育とメンターリング ほか)
第4章 十年後の成長に向けた人材戦略(韓国経済界を牛耳る企業集団「サムスン」;実務能力と道徳を兼ね備えた人のみが出世できる ほか)

著者等紹介

李彩潤[イチェユン]
市民文学社の主幹及びインターネット書店BOOK365のCEOを歴任

洪和美[ホンカズミ]
日本大学芸術学部卒業。新聞社勤務を経て、児童書、実用書、専門書を中心とした翻訳家として活躍中

竹村健一[タケムラケンイチ]
昭和5年、大阪に生まれる。京都大学英文科卒業後、フルブライト留学生として、エール大学・ソルボンヌ大学・シュラキュース大学大学院に留学。帰国後『英文毎日』の記者、山陽特殊製鋼調査部長、追手門学院大学助教授、拓殖大学客員教授を歴任。英文毎日時代から、テレビ・ラジオ出演、執筆・講演を通じて幅広い評論活動を行ない、著書は550冊を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さはらかなや

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凄い。まさに世界最強。でも、思想を感じないのわ、なんでだろう。2012/07/05

ktake

0
サムソンの会社の考え方、人材育成の考え方の特徴がわかった。軍隊ノリっぽいが そこがうまく回っているようだ。確かに これじゃあ日本企業は敵わない。2008/11/19

コホーー

0
06年発行の本書を廃棄するにあたり再読。サムスンの強さを、その人材育成を中心に考察した内容。参考になったのは次の6点。①「囲碁一級を十人集めても、初段一人に勝てない」という信念の下、常に勝つにはビル・ゲイツ(のような革新的な人材。天才=各自自分の芸が一つはあり、遊びも勉強も効率的にうまくできる独創力に優れた人)を育てることを目標にしている。②世界各国の優秀な技術者・MBA取得者の大量採用→サムスンの精神を教育→徹底した成果主義(実力と業務成果のみが評価基準)→厳しい社内競争→幹部社員化→これらの教育方針の2022/03/21

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