愛する男

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愛する男

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396636951
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

いつしか孤独を抱きしめていた――
誰にも知られず、思い出されることもない。
真に孤独なそのひとは、けれども愛を知っていた。
「俺が好きになった人は、みんな死ぬんじゃないか」
数奇な運命を背負った青年が絶望の果てに見出した、究極の「愛」とは。
魂をゆさぶる衝撃作!

そのひとの孤独を、誰も知らない。
愛らしい顔立ちの赤ん坊は、生まれてすぐに母を喪った。立て続けに祖父母を亡くし、父も死んだ。養護施設で育ったその少年・中川宙希は、聡明な友人や心優しい大人たちに囲まれ、愛情を注がれ、大きくなる。だがひとたび宙希が好意を抱くと、彼らは死んでしまうのだった。やがて愛することを恐れるようになる宙希。それでも数々の出会いが宙希に訪れ、その愛はただならぬ気配を帯びていく――。


【目次】

内容説明

愛らしい顔立ちの赤ん坊は、生まれてすぐに母を喪った。立て続けに祖父母を亡くし、父も死んだ。養護施設で育ったその少年・中川宙希は、聡明な友人や心優しい大人たちに囲まれ、愛情を注がれ、大きくなる。だがひとたび宙希が好意を抱くと、彼らは死んでしまうのだった。やがて愛することを恐れるようになる宙希。それでも数々の出会いが宙希に訪れ、その愛はただならぬ気配を帯びていく―。

著者等紹介

乾ルカ[イヌイルカ]
1970年、北海道生まれ。2006年「夏光」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。10年『あの日にかえりたい』が直木賞候補、『メグル』が大藪春彦賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

153
乾 ルカは、新作中心に読んでいる作家です。本書は、「愛する男」と言うよりも、「孤独な男」、善良なダミアン(オーメン)の物語でした。 https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=97843966369512026/07/21

Ikutan

65
これは、孤独なひとの話。その人の名前は宙希。「信じられないほどのひとりぼっち。真夜中の、誰も知らない山の奥を、たった一人でさまようような孤独になる」という『光の真』の真星の予言通り、宙希が愛した人物は次々死んでいく。両親も祖父母も初恋相手も施設の職員も…。これは、一体どういうことなのかと読む手が止まらず、一気読み。ところが、第五章の真星の異常な性欲に困惑させられ、それでも最後まで読めば、と期待したけれど、結局、消化不良。清山の手紙の真意と彼の行方、そして真星の予言の結末もモヤモヤばかりで残念でした。2026/09/10

きょん

41
愛した人を喪失する運命を持ち孤独と絶望と共に生きてきた宙希の数奇な人生。どんな展開になるかと期待して読み進めていたが、真星の章で、ん??となって失速。それより清山のことをもっと書いてほしかった。2026/08/25

ちえ

34
辛口です。楽しみに読み始めたが、まず、文章が合わなかった。それでも愛情を抱いた相手はすぐに死んでしまう、絶対的な孤独という運命を持っ主人公、ということで途中までは面白く読んでいたが、後半は品もなく下品で内容も全く共感できず。乾ルカさんは好きな作家なので何とか最後まで読んだけれど正直こんなもの読まなければよかったという感想。2026/09/06

日の丸タック

33
運命…と言ってしまえばそれまで。しかしそれにしては過酷過ぎる。生まれてから意識せずとも繰り返される喪失。それは運命というには余りにも偏りすぎている。 他人に愛されることよりも愛する事が罪深く、臆病になってゆく。人や物…組織さえも葬ってしまう。そんな自分が恐ろしく、どこかに救いを求めるが、誰もどんな組織も救ってはくれない…だがもし、そんな自分を自分で愛してしまったら…その結末はどこに向かうのか?自死に向かってしまうのか?他人を愛する!自分を愛する!自分を愛せなければそんな自分が愛した相手も愛せないだろう。2026/07/26

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