マッドのイカれた青春

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マッドのイカれた青春

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396636852
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

こんな顔、もううんざりなんだよ!
過剰に整ったルックスのせいで、
周囲の嫉妬と反感を一身に集める女子高生マッド。
いじめも炎上も停学も、美しすぎる代償――
なんてことが、あってたまるか!
十代の揺らぐ心と無意識のルッキズムを鮮烈に描き出す、会心作!

「これって全部、あたしが悪いの?」
県立第一高校に通う槙島朱里ダイアナは、名前の頭文字をとって「マッド(MAD)」と呼ばれている。圧倒的なその美貌は、周囲のあらゆる感情を刺激し、波乱を巻き起こしてきた。敵視してくる女子グループ、媚びる男子勢、勝手に炎上するSNS、学園祭の入場制限……。「これ、マッドのせいだよな」「調子乗ってんじゃねえよ!」心ない言葉を浴びせるクラスメイトたちだが、マッドが心のうちに抱え込む怒りと哀しみにふれたとき、自らの偏見とエゴに気づかされて――。
見た目から逃れられない若者たちの葛藤を描いた青春群像!


【目次】

内容説明

県立第一高校に通う槙島朱里ダイアナは、名前の頭文字をとって「マッド(MAD)」と呼ばれている。圧倒的なその美貌は、周囲のあらゆる感情を刺激し、波乱を巻き起こしてきた。敵視してくる女子グループ、媚びる男子勢、勝手に炎上するSNS、学園祭の入場制限…。「これ、マッドのせいだよな」「調子乗ってんじゃねえよ!」心ない言葉を浴びせるクラスメイトたちだが、マッドが心のうちに抱え込む怒りと哀しみにふれたとき、自らの偏見とエゴに気づかされて―。見た目から逃れられない若者たちの葛藤を描いた青春群像!

著者等紹介

実石沙枝子[ジツイシサエコ]
1996年生まれ、静岡県出身。2022年、『きみが忘れた世界のおわり』(『リメンバー・マイ・エモーション』から改題)で第16回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

103
YA。ルッキズム。イチコーにマッドとよばれる超美人がいる▽[季子(きこ)の奇行の理由(わけ)を聞こう]季子は容姿コンプレックスから学力武装し電波系変人デビューで孤高の人キャラを目指していた[きみは幹生(みきお)の大正解]マッドの中学同級生の幹生は人の顔の区別が苦手[朝日静夢(あさひしずむ)の夜は明けない]朝日は、中学生の時マッドの虐め首謀者にされた[月(ゆえ)に我あり]優恵(ゆえ)は恵まれたマッドが羨ましい。マッドがバズり[忍の孤悲(こい)は忍ぶれど]卒業[マッドのイカれた青春]新しい毎日▽2025.9刊2025/10/25

えんちゃん

55
ルッキズムに苦しむのはブスだけじゃない!美しすぎて嫉妬やいじめの対象になってしまった超絶美少女(あだ名はマッド)と、関わりを持った同級生たちの青春群像劇。それぞれマッドに出会うことで、悩みもがき自らの衝動と向き合ってゆく。不器用な若者の想いが苦くも爽やかに描かれていて、表紙の檸檬色がとても似合う。季子の卒業式の答辞と、忍とマッドの旅立ちのシーンでは堪えきれずに号泣。自分のことが大好きな大人になれますように。2025/10/23

シャコタンブルー

48
マッドといえば映画マッドマックスが思い浮かぶが、親友のために戦うマッドはメル・ギブソンのようにカッコ良かった。美人で性格も良く誰にでも分け隔てなく接するマッドには好感しかない。それが集団無視、いじめに繋がる過程には呆れると同時に怒りを感じた。誰か一人だけでもほんの少しの勇気をだせば・・そんな輩に対して怒れ、暴れろマッドと応援した(笑) 女子高生の繊細で微妙な感情の揺れ動きや、時に暴発する複雑な心境が鮮やかだ。友情、恋を真っすぐな視点で描き読後は涼やかな気持ちになった。2025/10/29

まる子

27
彼女の名前は槙島朱里ダイアナ。小学生の時に忍がつけたあだなは、それぞれの頭文字を取って「MAD=マッド」だ。日本人とイギリスルーツのハーフで容姿端麗、頭脳明晰、身体能力は高い。いう事なしなのだけれど、ここは田舎だ。ということは…目立つ!中学生の頃は嫉妬からの総スカン、高校生の時には暴力事件を起こし、SNSは炎上!しかしそんな事をものともしない彼女の潔さと正しさに笑うしかない(笑)大学生になる忍とマッドと季子、それぞれの旅立ちにエールを!!10代と(10代に限らず?)ルッキズムはつきものなんだな。2025/10/26

よっち

26
整ったルックスで周囲の嫉妬と反感を一身に集める女子高生マッドこと槙島朱里ダイアナ。見た目から逃れられない若者たちの葛藤を描く青春群像。容姿に劣等感を抱く季子とマッドの運命的な邂逅。相貌失認症を抱える男子生徒、彼女と親友になりたかった女子高生や、ままならない日々を送る同級生、あだ名を付けた幼馴染が密かに抱える複雑な想い。周囲の人々視点から描かれる勝手に注目され、炎上して嫌われるマッドが羨望の対象とされる理不尽な構図は皮肉が効いていましたが、登場人物たちが悩み、迷いながら成長していく姿はなかなか良かったです。2025/10/05

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