不夜島―NIGHT LAND

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不夜島―NIGHT LAND

  • 荻堂 顕【著】
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  • 祥伝社(2023/12発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 415p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396636586
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「架空の戦後沖縄の混沌としたエネルギーに、ただただ茫然自失した。
まさか、サイバーパンクに涙する日が来るとは。
疾走するストーリーの中、本物の魂が燦めいている」
作家 貴志祐介氏、絶賛。

『ループ・オブ・ザ・コード」の著者が紡ぐ、未体験ゾーン突入の歴史ハードボイルド超大作。

「ほんの一瞬だけなら何でも手に入れられる、俺の唯一の特技だ」
第二次世界大戦終結後、米軍占領下の琉球。その最西端の与那国島では、一本の煙草から最新鋭の義肢まで、ありとあらゆるものが売買される密貿易が行なわれていた!腕利きのサイボーグ密貿易人・武庭純は、ある日顔馴染みの警官からとんでもない話を耳にする。終戦とともに殺人鬼と化した元憲兵が島に上陸したというのだ。元憲兵探しに乗り出した武だったが、時を同じくして、謎のアメリカ人女性から 「姿も形も知れない “含光” なる代物を手に入れろ」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。相棒の島人とともに奔走する武は、やがて、世界を巻き込む壮絶な陰謀に巻き込まれていく……。 琉球と台湾の史実をもとに描き出す、 サイバーパンク巨編!
一攫千金の夢が渦巻く欲望の“街”
その男は、ただ魂を求めた――

内容説明

第二次世界大戦終結後、米軍占領下の琉球。その最西端の与那国島では、一本の煙草から最新鋭の義肢まで、ありとあらゆるものが売買される密貿易が行なわれていた!腕利きのサイボーグ密貿易人・武庭純は、ある日顔馴染みの警官からとんでもない話を耳にする。終戦とともに殺人鬼と化した元憲兵が島に上陸したというのだ。元憲兵探しに乗り出した武だったが、時を同じくして、謎のアメリカ人女性から「姿も形も知れない“含光”なる代物を手に入れろ」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。相棒の島人とともに奔走する武は、やがて、世界を巻き込む壮絶な陰謀に巻き込まれていく…。琉球と台湾の史実をもとに描き出す、サイバーパンク巨編!

著者等紹介

荻堂顕[オギドウアキラ]
1994年生まれ。東京都出身。早稲田大学文化構想学部卒。2020年、『擬傷の鳥はつかまらない』で第7回新潮ミステリー大賞受賞。二作目の『ループ・オブ・ザ・コード』が第36回山本周五郎賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずっきん

67
面白さのあまりの一気読み。サイバーパンクと聞いていたが、その定義や境界など意味なく凌駕。前作『ループオブザコード』からの期待を裏切らない読み応え抜群の冒険活劇で、戦後すぐの与那国と台湾を舞台にしたポリティカルな歴史小説でもある。サイバーパンクと歴史小説だよ?これらを抜群のバランスで、熱い魂(マブイ)の浪漫ダダ漏れに仕立て上げる著者の腕前に乾杯。武庭純を筆頭にキャラ立ても動かし方も最高。アイツがまさか?そんな!の連続。フラグは折られてナンボです。やー、もう、本当に書いてくれてありがとおおーーー!と叫ぶ逸品。2024/04/22

よっち

37
第二次世界大戦終結後、米軍占領下の琉球。腕利きのサイボーグ密貿易人・武庭純が、顔馴染みの警官からとんでもない話を耳にするサイバーパンクアクション。煙草から最新鋭の義肢まで、ありとあらゆる密貿易が行なわれる架空の与那国島で、終戦とともに殺人鬼と化した元憲兵の噂。そして謎のアメリカ人女性からの含光なる代物を手に入れろという奇妙な依頼。琉球や台湾を舞台に世界を巻き込む壮絶な陰謀に巻き込まれてゆく展開はなかなかカオスでしたが、追い詰められても最後まで諦めず矜持を貫き通した姿が鮮烈な印象を残す物語になっていました。2024/01/23

rosetta

34
★★★★✮タイトルからはどうしても『不夜城』を連想するが勝るとも劣らない傑作。荻堂さん三作目、未だにハズレなし!今作も大満足。400頁超でちょっと長いかな?と思ったら2段組でガッツリ長かったw!だがどこにも冗長さがない。サイバーパンクハードボイルドと呼びたい。太平洋戦争後の与那国島は直近の台湾との間の密貿易で空前の活況を呈していた。全身を機械化され脳まで電脳化された密貿易人の主人公。2度目の命を与えられた代償にある任務についているが…SFと歴史感が非の打ち所なく融合。今年度のマイベスト候補2024/02/02

Mc6ρ助

22
『「あいつらにとって・・災害か何かだと思っていやがる。市民たちが勝手に助け合ってくれる分には、むしろ好都合なんだ。自分たちは何もしなくていいからな」(p286)』適当に切り取るととてつもなく意味深な警句に見える自助共助公助な日本、ケネディの演説とは反対に国がなにをしてくれるのかよく考えた方がよいのかも知れない。サイバーパンクとは言いたくないパラレルワールド・サイボーグ・パンク、平井和正さんの「サイボーグ・ブルース」を思い出してしまったよ。良作だが荻堂顕さんにはもう一つ上に行って欲しいは勝手な爺さまの要望。2024/01/28

本の蟲

16
台湾、沖縄本島、本土との密貿易で異様な好景気に沸く戦後間もない与那国島。米国による沖縄支配や、中国の国共内戦、台湾の二・二八事件等史実に沿いながら、二次大戦から電脳や機械義肢が存在するサイバーパンク・ハードボイルド。島の密貿易仲介人扮する武庭純に届いた指令から始まる、魂〈マブイ〉を求める彷徨。横軸になる琉球・台湾の風習、描写、歴史は面白かったが、縦軸にあたるストーリーは攻殻機動隊設定を利用したハリウッド的展開という感じ。作者2作目「ループ・オブ・コード」が抜群に良かっただけに、そのハードル越えとはならず2024/02/12

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