たわごとレジデンス

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たわごとレジデンス

  • 原宏一
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 祥伝社(2023/08発売)
  • ポイント 17pt
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  • サイズ 46判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396636463
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

舞台はシニアのための高級マンション。
ひと癖もふた癖もある令和の高齢者と
彼らに振り回される若者世代との確執を
奇想小説の名手が鋭く描いた人間図鑑
虚言、妄信、陰謀論――
セレブなシニアの真実はどこに

「このままではレジデンスがスラム化する!」
東京郊外の一等地にそびえ立つ高級分譲マンション 『レジデンス悠々』。
最上階ともなれば分譲価格は二億円を下らない、
セレブだけが入居できる終の棲家である。
住人は何ひとつ不満のない老後を謳歌している……はずだった。
「スポーツは悪だ! 陰謀だ!」と声高に叫ぶ元教師。
「皆さんと滑稽エンタメ映画を撮りたいの」 と言い出す往年の女流監督。
「あたしの人生、リボーンするのよ!」と爆買いをやめない有閑マダム……。
奇想天外な放言に振り回される、珠玉の5編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

J D

87
 新年一冊目は、原宏一さん。数年前に「握る男」に出会ってからそのちょっとブラックでビターテイストが癖になり時々、読みたくなる作家さん。この作品は第三話「奈落のレジデンス」以外は、一癖も二癖もある住人に振り回されながらも然るべきところに落ち着いて行く。そんな作品だった。軽く読めるので正月にはピッタリの作品だった。いずれは、行く道だが、うまく年は取りたいものである。2024/01/01

ゆみねこ

80
シニアのための高級分譲マンション「レジデンス悠々」。ここに入居出来るのはセレブだけ。老害をまき散らす入居者に振り回されるスタッフ、「スポーツは悪だ」と声高に叫ぶ元高校教師、皆さんと映画を撮りたいと言い出す高名な女流監督。今までの自分を捨ててリボーンすると爆買いに走るマダム、閉じ込め症候群の社長と世話をする男性看護師。管理組合を私物化して牛耳ろうとする元パイロット。ブラックな原作品。2023/09/05

Ikutan

76
介護付き高級分譲マンション『レジデンス悠々』を舞台に描かれる五つのお話。共有施設棟にはレストランにジム、図書室、集会室や健康相談室など充実の設備。セレブな入居者たちは、一癖も二癖もある人たちですから、日々色々問題が起こる。一番印象に残ったのは、『奈落のリビング』。後半のどんでん返しがちょっとショック。″コンニャク″が百万円、″レンガ″が一千万円、″座布団″が一億円。って凄いな。でも、いくらお金を持っていても救われないなんて、このラストはホラーだったよ。セレブシニアの人間模様、サクサクと楽しく読了。2023/11/21

花ママ

59
シニアのための至れり尽くせりの高級マンションに住む人々の5つの話。どう贔屓目にみても老害って言われるような話。自分の長年の努力や実績をチャラにするような老後を送ったらいけないと思いながら読了。2023/10/01

万葉語り

57
タイトルが何とも皮肉で笑える。高級老人マンション「レジデンス悠々」に住む癖の強い老人たちが引き起こす、実際にありそうな与太話。連作短編5編。閉じ込め症候群の元社長の苦悩と葛藤を描いた「奈落のリビング」が怖かった。絶対鷺だろうと思うのに、なぜか引っかかってしまう「ミリヤ先生」とか「アラカンの恋」もゾッとした。2023-1562023/12/06

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