二重らせんのスイッチ

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  • サイズ 46判/ページ数 346p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396636234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

俺は犯人なのか――。
強盗殺人容疑で逮捕された、桐谷雅樹。
証拠は全て雅樹の犯行を示す!
最注目の著者が描く、"冤罪"ミステリー。

「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」
2015年2月、桐谷雅樹の“日常”は脆くも崩れた。渋谷区松濤の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言……。すべては雅樹による犯行を示唆していた。やはり俺が犯人なのか――自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった。

内容説明

「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」。2015年2月、桐谷雅樹の“日常”は脆くも崩れた。渋谷区松涛の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言…。すべては雅樹による犯行を示唆していた。やはり俺が犯人なのか―自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった。

著者等紹介

辻堂ゆめ[ツジドウユメ]
1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。大学在学中、第13回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞。2015年『いなくなった私へ』で作家デビュー。22年『トリカゴ』で第24回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

379
辻堂 ゆめ、4作目です。王様のブランチでも紹介されたTWINSミステリ、設定に少し無理がある気もしますが、楽しめました。 https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=97843966362342022/05/03

パトラッシュ

315
身に覚えのない殺人容疑で逮捕され、防犯カメラに自分が映っていてDNA鑑定も一致したと告げられた青年。悪夢のような事態から何とか逃れたら次は監禁され、アメリカへ養子に出され生き別れになった双子の弟が仲間と共に自分を陥れたと知る。面白くなったと思ったら、二十数年ぶりに出会った双子は話をするうちに血の関係を認識し、糸が抜けるように緊迫感が緩んでいく。やがて日本語を習得すると仲間に騙されていたと知り、一緒に逮捕させようと奮闘する。あまりにご都合主義な展開と善人ばかりの登場人物に、それはないだろうと叫びたくなった。2022/09/22

ALATA

222
隣にいるはずの誰かがいない感覚―底知れない“孤独”をいつも感じている・・・辻堂さん、2作目。外出した際に微かに覚える違和感。突然、強盗殺人容疑で連行される雅樹に防犯カメラ、DNA鑑定による決定的な証拠が突き付けられる。イントロがうまいですね、引き込まれました。冤罪、国際養子縁組制度、人種差別、産後鬱などを絡めた社会派ミステリーで終盤の二転三転するところは面白かったです★3※中盤で語られる「大いなる計画」、一卵性双生児、二重人格など面白要満載ですがある意味、BL風の表紙が最大ミスリードかも(^^♪2023/11/24

美紀ちゃん

222
二重らせんだった。絶対に自分ではないという確信があるのに強盗殺人容疑で逮捕された桐谷雅樹。一流大学を出て大企業に就職し、優しい恋人もいたのに。防犯カメラ映像や、犯行現場から検出されたDNA型も雅樹のものと一致。違うのに。ドキドキする展開で引き込まれた。国際養子縁組、人種差別、産後鬱、DNA、など。 赤ちゃんの輸出!?社会問題も深く考えさせられる。一卵性双生児でも性格が異なるのは、それぞれの記憶が個性をつくるから。二転三転して光さすラスト。2022/05/25

のぶ

206
良く練られたプロットで、読ませる面白いミステリーだった。冒頭から主人公の桐谷雅樹は勤務先へ警察に踏み込まれ、任意同行を求められる。渋谷区の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された店の防犯カメラに映っていたのは雅樹自身の姿。そしてDNAも一致した。何でこんな事に?やがてアリバイが証明され嫌疑は晴れた。この先ネタバレになるのであまり書けないが、キーワードは一卵性双生児。この設定が物語の進行のメインとなっていく。ミステリーと同時に、家族小説でもあった。2022/04/29

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